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早稲田隊、エジプトで未盗掘の彩色木棺とミイラを発見




頭部にハゲワシ、頭部左右にその羽が描かれている


ミイラを収めていた、黄色に塗られた木棺


 早稲田大学エジプト学研究所(所長:近藤二郎・文学部教授)は、エジプトの首都カイロから南へ約25キロ離れた、ナイル川西岸に位置する「ダハシュール北遺跡」で、未盗掘の木棺とその中に収められたミイラを今年1月5日に発見した、と発表した。

 「完全に封印された木棺、ミイラとしては最古級のもの」と吉村作治・国際教養学部教授。木棺の形態から判断して、中王国時代の第13王朝、今から約3750年前のものである可能性が高いという。

 発見された場所は、これまで調査を進めてきた新王国時代の墓地の西側で、「タ(た)の墓」と呼ばれる墓域。「シャフト(竪穴)42号墓」の地下5メートルで見つかり、シャフト内に多くの岩石が詰まっていたこと、「タの墓」がシャフトの上に覆いかぶさっていたことから、盗掘を免れたものと思われる。

 黄色に塗られ、銘文が水色で描かれた木棺は、縦182センチ、幅57センチ、高さ105センチと大型。その中にハゲワシとその羽などが描かれたマスクをかぶったミイラが収められていた。被葬者の身長は160センチとみられ、古代エジプトの成人男性の平均身長162センチよりわずかに低い。

 木棺に描かれた銘文から、被葬者は「軍事関連の『行政官』の称号を有するセヌウという名前の男性で、貴族クラスの人物」と近藤教授は話す。今回の調査では、木棺を開け、マスクを覆っていた麻布をめくって確認しただけにとどめた。退色しやすい青や緑の色が鮮やかに残っていることから、保存状態がかなりよく、今後の研究で被葬者の社会的地位、木棺の材質、彩色などについて調べたいとしている。(日本版編集部)








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