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小型の脳をもつ初期人類の頭骨化石を発掘、
従来説を覆す可能性



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Cover art by Mauricio Anton(c)2002 National Geographic Society

 中央アジアのグルジア共和国で、小さい脳をもった初期人類の頭骨化石が発見された。この頭骨化石は約175万年前のもので、人類発祥の地とされるアフリカから初めて別の大陸に移動した初期人類のものと判明。これまで、アフリカを出た最初の人類は、大きな脳をもつホモ・エレクトゥス(原人)と考えられてきただけに、今回の発見で、これまでの定説が覆される可能性が出てきた。

 頭骨が見つかったのは、黒海とカスピ海に挟まれたグルジアの首都トビリシに近いドマニシ遺跡。グルジア国立博物館の古人類学者ダヴィド・ロルドキパニーゼらの研究チームが2001年、中世の城跡から発掘した。頭骨は保存状態が極めてよく、脳が小さいほか、目の上の隆起が薄く、大きな犬歯をもつ。こうした特徴は、ホモ・エレクトゥスよりも類人猿に近い。また、発掘された頭骨の周辺からは多くの石器が見つかったが、これらはものを叩いたり削ったりする原始的な石器だった。こうしたことから、大陸間を移動した最初の人類は従来説の原人より原始的だったと、ロルドキパニーゼは推測する。
 さらに、ドマニシ遺跡では1991年以来6体の化石が発掘されているが、サイズは大きいものから比較的小さなものまでまちまち。これらが同種だとすれば、従来の人類の系統樹は書き換えられることにもなる。

 今回の発掘は、米国ナショナル ジオグラフィック協会が支援する調査活動の一つ。詳細はナショナル ジオグラフィック8月号に掲載される。







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