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地球のために寄付できる金額は「1万円」が最多!
酸素よりも「水」が大切、地球最後の日は「食事をしたい」
2010年2月22日

 2010年は国連が定める国際生物多様性年。日本では10月18日~29日に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が愛知・名古屋で開催されます。生物の多様性や、環境、地球への関心が高まる中、地球の素顔を伝える雑誌「ナショナル ジオグラフィック日本版」では一般の人を対象に「地球に関する意識調査」を行いました。調査結果は、消費者としての経済状況や、男女の思考傾向が反映されたものになりました。

地球のために寄付できる金額の最多は1万円が3割! 0円が51人も。

Q:地球のために寄付できる金額は?

 地球のために寄付できる金額について聞いたところ、最多は1万円で149人。次いで1000円(102人)、10万円(63人)でした。0円が51人。1000億円が2人いました。1万円の中で多かった意見は「これくらいならがんばって出せそう」というもの。学生から社会人まで男女ともに幅広い層が分布しています。

 0円の中で多かった意見としては、「金銭的余裕がない」「生活が厳しい」というもので、寄付金額は自身の収入と比例する形で増減していることが推測できます。また「寄付は詐欺っぽい印象を受ける」「なんのために使われるかわからないのは嫌だ」という意見もありました。

1万円で苗木を50本、ポリオワクチン500本、ジュゴンの調査タンクも5本借りられる。

「Q:地球のために寄付できる金額は?」の回答結果として最も多かった寄付金額1万円で、具体的にどのくらいのことができるのか、調べてみました。

≫1万円あれば…
●沖縄のジュゴンの住む海域で潜水調査に使うタンクを5本借りられる
以上、日本自然保護協会(http://www.nacsj.or.jp/
●タンザニアで森を再生するための苗木を50本買うことができる
以上、WWFジャパン(http://www.wwf.or.jp/
●世界の子どもにポリオワクチンを500本買うことができる
以上、世界の子どもにワクチンを 日本委員会(http://www.jcv-jp.org/
●マラリア感染の検査費200人分をまかなえる
以上、国境なき医師団(http://www.msf.or.jp/

さらに、人数が増えた場合は、以下のことができることもわかりました。

≫4人(4万円)集まると…
●石垣島の白保でサンゴ礁に悪影響をおよぼしている赤土の影響調査を行うことができる(※1)
≫8人(8万円)集まると…
●ベンガルトラを密猟するため仕掛けられた罠をさがす金属探知機を1台購入できる(※1)
●小笠原の無人島に船で行き1日保全活動の調査ができる(※2)
≫20人(20万円)集まると…
●WWFの専門家チームが国際会議に出向き、各国代表へ働きかけることができる(※1)
≫100人(100万円)集まると…
●企業が自ら、違法伐採の木材製品を購入していないかチェックできるウェブサイトを作成できる(※1)
●自然保護にかかわる仕事につきたい学生のセミナーを実施できる(※2)
(※1) WWFジャパン(http://www.wwf.or.jp/
(※2) 日本自然保護協会(http://www.nacsj.or.jp/

地球最後の日にしたいのは食事。女性の方が最後まで人生を楽しもうという気持ちがある!?

Q.地球最後の日にしたいことは何ですか?

 地球最後の日というのは、映画などでもたびたび登場するエピソードですが、日本の消費者はどういった最後を迎えたいと思っているのでしょうか? 1位は「食事をする」で男女比率はほぼ同率、なかでも「自宅で家族とご飯を食べる」が支持されました。
 ただ、食事をする際に、「美味しいものを食べたい」と願っている人は男性と比較した場合、女性が9割と圧倒的。男性はただ、食べられればそれでよいと考えているのかも。男性の支持率が8割となっているのが「寝る」こと。男性は、辛い瞬間を寝て耐える傾向があることも考えると、人生を最後まで楽しみたいと考えているのは「美味しいものを食べたい」女性の方かもしれません。

地球からなくなったら一番困るものは人間や、酸素よりも「水」が1位。

Q.地球からなくなったら一番困るものは何ですか?

 地球からなくなったら一番困るものというアンケート調査では、「酸素」(63人)や「人間」(30人)を抜いて「水」(142人)が1位でした。「生きていく上で必要不可欠」という意見が多く、「水が無料」の日本でも水に対する意識が高まっていることがうかがえます。

 なお、雑誌「ナショナル ジオグラフィック日本版」4月号は「水」特集。冬季五輪は水がないとできないと言います。この水特集を控えた3月に、水の調査レポートも配信予定です。

【調査概要】
■調査方法:インターネット調査
■調査対象者:15歳~75歳の男女
■調査実施期間:2010年1月27日~2010年1月28日
■サンプル数:522人
※調査は選択式ではなく、フリーアンサー(自由記入)形式で実施しました。


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