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電話の発明者がキス
写真右側の白いひげをたくわえた男性は、電話の発明者でありナショナル ジオグラフィック協会の第2代会長でもあったアレキサンダー・グラハム・ベル。左のキスの相手は妻のメイベルで、彼女が持つ不思議な構造物はベルが当時研究していた四面体凧である。
この構造で航空機を開発しようと試みていたベルは、『ナショナル ジオグラフィック』1903年6月号に「凧の構造における四面体の原理(Tetrahedral Principle in Kite Structure)」とする論文のような記事を載せる。ライト兄弟が世界で初めて空を飛ぶのはこの年の暮れ、12月のことだった。
U.S. Gov’t Library of Congress
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1888年にアメリカで生まれたビジュアル月刊誌で、現在、世界39カ国語に翻訳され850万の読者に届けられています。これまでに「沈没したタイタニック号の発見」や「インカ帝国の空中都市マチュピチュの“発見”」など数多くの探検・調査プロジェクトを支え、美しい写真を通して伝えてきました。
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