2011年 シリーズ企画 70億人の地球

*国連人口部の統計に基づいて概算した。

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1月号「70億人の地球」
Vol.02 多産多死から少産少死へ

写真は、米国フロリダ州の病院で
2010年の9月1日に生まれた赤ちゃんたち。
米国は、先進国のなかでは出生率が高く、移民の流入も多いので、
これからも人口は増え続けて
2050年には4億人になる見込みだそうです。

国の生活水準が高まると、
人口構成は段階を踏んで変化していきます。
最初は、たくさん子供が生まれ、寿命は短い「多産多死」の時代。
その後、医療が整って「多産少死」の時代となり、
やがて「少産少死」に至る。

出生率が低下している日本は、
今の人口が1億2700万なのに対し、
2050年には9500万人と4分の3に減る見込みです。
ヨーロッパなど先進国の多くが、
この「少産少死」のフェーズにあります。

特集より

 先進国では、出生率が人口置換水準以下になるまでに数世代かかったが、新興国や発展途上国ではそれよりはるかに速く少子化が進む。世界の人口の2割を占める中国は、今も人口が増え続けていはいるが、1979年に始まった「一人っ子政策」の効果もあって、出生率は20年近く前から人口置換水準を下回っている。中国の女性は1965年まで平均6人の子供を産んでいたが、今では1.5人前後だ。80年代初め以降、イランでは出生率が70%余り下がり、カトリック教徒の多い民主国家ブラジルでも、出生率は半分に落ち込んだ。

< 次回は「70億人の分布と、その欲望」 >

<< Vol.01 過去80年で、世界の人口は3倍に増えた。

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