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宇宙飛行士って面白い!

「宇宙船 冬の砂漠に……」。国際宇宙ステーション(ISS)から本誌に「野口聡一の宇宙で一句」を寄稿してくださっている野口聡一宇宙飛行士。野口さんたちは、ISSでどんな暮らしをしているのでしょう? 宇宙に飛び立つまでに、どんな苦労を重ねてきたのか。一口に宇宙飛行士と言っても十人十色。ラーメンの作り方も、それぞれ違います。「宇宙飛行士って、大変だけど、面白い!」。彼らの魅惑の日常を、宇宙飛行士を取材して20年以上になるライターの林公代さんに語ってもらいます。月2回連載。
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【第1回】
懐かしくてローテクな打ち上げ
2009年12月28日

 野口聡一宇宙飛行士を乗せたソユーズロケットが、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。ロケットに乗る前も、発射後の船内でもカメラ目線で手を振って、まるで旅行に出かけるように楽しそう。ずいぶん「余裕」がありそうだ。

2009年12月21日午前6時52分(日本時間)、野口聡一宇宙飛行士らを乗せて打ち上げられたソユーズロケット。(クレジット:NASA/JAXA/Bill Ingalls)

 だが、いくらソユーズロケットが「世界一安全な」有人ロケットだと言っても、宇宙に行くのは決して楽ではない。発射時には体に最大約4G(体重の4倍)の負荷がかかり肉体的にキツイはずだし、さらに今回野口さんは日本人で初めてソユーズ宇宙船の副操縦士として船長を補佐し、緊急時には船長に替わり操縦するという重責を担っていた。

 だがそんなプレッシャーをまったく感じさせないのが、野口さんだ。打ち上げ前夜も本人からメールが届いたが「行ってきます!」と相変わらずのノリのよさ。常に自然体のスゴさ。

林 公代(はやし きみよ)
福井県生まれ。
日本宇宙少年団の情報誌編集長を経て、フリーライターに。著書に『宇宙の歩き方』、『宇宙においでよ!』(野口聡一氏と共著)など。

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