シンタクティックフォーム
潜水艇のビーム(船体の主要部分)はロン・アラムが開発した特殊な浮力材でできている。中が空洞の小さなガラス球をエポキシ樹脂で固めたもので、マリアナ海溝の超高水圧にも耐えられる。降下中、長さ7メートルのビームは5センチほど縮まる。

操縦室
直径109センチ、鋼鉄製の壁は厚さ6.35センチ。身長188センチでやせ型のキャメロンの体形に合わせて造られた。内部には酸素タンク、スラスター制御レバー、カメラのモニターなどが装備されている。

徹底解説!
「ディープシー・
チャレンジャー」
DEEPSEA CHALLENGER

共同設計者のジェームズ・キャメロンとロン・アラムがイメージしたのは、ロケットのような流線形の潜水艇。降下と上昇のスピードを上げ、深海での調査時間を増やすのが狙いだ。

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トリエステ
1960年、海洋学者ジャック・ピカールとドン・ウォルシュ大尉が史上初めてマリアナ海溝の海底に到達した際に用いた潜水艇。キャメロンが初の単独潜航に成功したのは、「トリエステ」が着底した場所から約37キロ離れた地点。

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イラスト: NICK KALOTERAKIS
地図: MAGGIE SMITH, NGM STAFF
写真: CENTRAL PRESS/GETTYIMAGES( トリエステ); RON ALLUM DEEPSEA SYSTEMS AND UNIVERSITY OF SYDNEY(シンタクティックフォーム)