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特集

インカ 気高き野望

APRIL 2011

文=ヘザー・プリングル/写真=ロバート・クラーク

“空中都市”マチュピチュに象徴されるインカ帝国。南米ペルーを中心に栄えた一大帝国の誕生と発展の謎を、最新の研究から探る。

 アンデス山脈に囲まれた渓谷を拠点にしたインカ。目立たない存在だった民族集団が、巧みな外交や政略結婚、軍事力を駆使して、数世代の間に周辺の王国を次々と征服し、全長4000キロに及ぶ一大帝国を築いていく。当時「タワンティン・スーユ(四つの地方)」と呼ばれたこの国は、最盛期には1200万人の臣民を抱え、国内で話される言語は20以上だったという。ヨーロッパ人が侵入する以前の南北米大陸で最も強大な国だ。

 インカ帝国の成立と維持を支えたのは、高度に精密な石工技術、特徴的な土器や織物、インカ道を含む先進の統治システムだ。インカの人々は、どのようにして、こうした技術を手にし、国を築いていったのだろうか? また、インカの王たちを帝国建設に突き動かした野望とは何だったのか?

 最新の発掘調査から、インカ帝国誕生と発展の謎が明らかになりつつある。

 インカ帝国はなんて広大で多様だったのかと、あらためて驚いてしまいました。全盛期には、全長4000キロに及ぶ領土に人口が1200万人、20以上の言葉が話されていたそうです。今回の特集では、こんな帝国をインカの王たちがどのように築いていったのか、最新の発掘調査の成果をもとにひも解いていきます。王たちの離宮だった遺跡の調査も進んでいて、王とその家族たちの暮らしぶりを垣間見ることもできますよ。
今年は、あのマチュピチュ遺跡が“発見”されて100年目にあたるんです。当時の貴重な写真も必見ですね。(編集S.O)

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