/2010年8月号

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ナショジオクイズ

Q:写真は高地に生息するユキヒョウですが、ある部分が比率的に大型ネコ科動物で最長です。その部分とは?

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フラッシュバック

AUGUST 2010

1888年の英語版創刊以来、誌面を飾った写真の膨大なアーカイブから紹介しています。


写真=Roy Waldo Miner, National Geographic Stock

“兜”の奥から見つめるのは……

 バハマ諸島のアンドロス島沖の海中で、重さが約25キログラムもある真ちゅう製のヘルメットをかぶって作業をしているのは、海洋生物学者のロイ・ウォルド・マイナー。「サンゴ礁に生息する、多彩な“住人たち”の映画を撮影するための準備」の最中だ。本誌英語版1934年6月号で、マイナーはこの探検の様子を自ら紹介している。マイナーは撮影と同時に、現場から約36トンのサンゴも採取した。海底から引き揚げられたサンゴは白化し、乾燥していたが、船で米国ニューヨーク市の自然史博物館に運ばれた後、蜜蝋を塗られ、元のような鮮やかな色をほどこされた。このサンゴは今でも自然史博物館に展示され、海上と海中の様子を紹介する二段式のジオラマの中で見学者の目を楽しませている。
文=マーガレット・ザコウィッツ



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