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コバシフラミンゴ
希少なコバシフラミンゴは、コロラダ潟を主な営巣地にしている。ジェームスフラミンゴとも呼ばれるこの鳥は、1957年の探検でこの営巣地が発見されるまでは、絶滅したと考えられていた。現在では、ここに1万5000組のつがいが生息している。冬の間、海抜4300メートルに位置するコロラダ潟の気温はマイナス30℃近くまで下がるため、フラミンゴたちは温泉の湧き出ている場所に集まる。この温泉のおかげで、コロラド潟の水は温かいのだ。
写真=George Steinmetzより
2008年10月号 「天空に一番近い 南米アルティプラノ高原」
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