ビルンガ国立公園の歴史

ビルンガ国立公園のここ18年の歴史を年表にまとめた。アフリカ最古の国立公園を守るために行われてきた活動と、その努力を無に帰した数々の出来事が記されている。

 コンゴ民主共和国の北東部に位置するビルンガ国立公園は、1925年、アルバート国立公園という名前で開設された。当時の統治者であったベルギー国王アルバート一世にちなんでつけられた名だ。アフリカ最古のこの国立公園は、ルワンダ、ウガンダとの国境沿いに広がっており、園内には、現在世界で720頭いるマウンテンゴリラの生息地がある。

 設立当初から、ビルンガ国立公園での保護活動はさまざまな苦難に直面してきた。1990年代には、国内統治の崩壊や近隣諸国の政情不安から、公園内の緊張が高まった。過去20年間、この地域は数々の悲劇に見舞われ、その影響が園内に飛び火することも少なくなかった。そして2007年に起こった4つの事件で、10頭のマウンテンゴリラが命を落とす。そのうちの7頭は、わずか数カ月の間に残酷な手口で殺された。背景には、公園の内外で起こっている大規模な抗争が見え隠れする。

 この年表では、ルワンダの大量虐殺やコンゴ民主共和国紛争など、公園の状態を悪化させた、過去18年間の主要な出来事を振り返る。

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