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ユキヒョウの保護

ユキヒョウは長く力強い後ろ脚で、最大９メートルもの高さまで跳躍できる。だが、すぐれた身体能力だけでは、絶滅を逃れる切り札にはならない。保護活動に取り組む人々によれば、ユキヒョウの数を増やすには、殺すより生かしておくほうが価値を生む状況をつくるほかないという。地元の人々がユキヒョウの保護に協力し、報奨金を得る仕組みはその一例だ。これなら村人たちは生活を脅かされることなく、殺生を戒める仏教の教えを守っていける。