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動物の知力

MARCH 2008

オランウータンの「エイジー」
チンパンジーに負けず劣らず複雑かつ柔軟な認知能力を示す。培った知恵を親から子へと継承する。
大型類人猿トラスト(米国アイオワ州)

25年来の友でもあり、研究対象でもあるオランウータンのエイジーについて、進化生物学者のロバート・シューメイカーはこう話す。「エイジーは豊かな心をもっています。その認知能力は、アフリカの類人猿と同等か、それ以上のレベルです」 エイジーはキーボードに配置された絵文字(シンボル)を使って、自分の考えを伝えられる。また、他者の心を推察し、論理的によく考えた上で何かを選択できる。野生のオランウータンが道具を使う例も観察されている。たとえば、木の穴に棒を突っ込んで虫をとる、木の葉を雨よけやハンカチ、枕として使う、とげのある木に登るときに葉っぱで手を守るなど。珍しい例としては、葉を束ねて人形のようなものを作り、抱いている姿も目撃されている。こうした知恵は親から子へと伝えられる。

Photograph by Vincent J. Musi

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