超新星爆発

巨大な星が最期を迎える時、何が起きているのだろう?米アリゾナ大学がスーパーコンピュータを駆使してシミュレーションを行い、重力崩壊型超新星とガンマ線バースト、乱流といった現象の、これまで考えられていなかったような滑らかな動きを描いた。

重力崩壊型超新星
質量の大きい恒星が燃料を使い果たすと、中心部がつぶれ、その反発で星が崩壊する。

ガンマ線バースト
死にゆく星の断末魔のあえぎのように、超高温のプラズマ(イオン化したガス)がほぼ光速で宇宙空間に噴出し、ガンマ線バーストを放出する。

最後の爆発
爆発で発生する外向きの衝撃波が、星の物質と衝突する。

超高温ガスの乱流
大質量星が爆発した時などに、超高温ガスがどのような動きを見せるかをシミュレーションした3D画像。その熱エネルギーは、質量に蓄えられた膨大なエネルギーを超える。このガスはまた、嵐のように無秩序に動き回るが、そのスピードはほぼ光速に達する。こうした条件下で、アインシュタインの相対性理論が予測した、宇宙の収縮や時間の遅れといった不思議な作用が、このシミュレーションで重要な役割を果たしている。

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