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「ユダの福音書」マイヤー博士 来日特集
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マイヤー教授
来日特集

新解説 ユダの福音書

マービン・マイヤー氏×中沢新一氏対談

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『ユダの福音書』を語る



インタビュー
「ユダの福音書」共著者マービン・マイヤー氏


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ユダの福音書」

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「原典 ユダの福音書」


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書籍
「ユダの福音書を追え」


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ナショナル ジオグラフィック日本版2006年5月号
独占特集「ユダの福音書を追う」



ナショナル ジオグラフィック協会発表資料


●新解説 ユダの福音書
ユダの"復活"

福音書に残された謎が解明される可能性などについて、当初からプロジェクトに関わってきたマイヤー教授が語る。来日講演録を掲載した。


「ユダの福音書」翻訳者
マービン・マイヤー

米国チャップマン大学(カリフォルニア州)聖書・キリスト教学科教授、チャップマン大学アルバート・シュヴァイツァー研究所所長。グノーシス主義およびナグ・ハマディ文書、新約聖書外典の権威。
主な著書に「原典 ユダの福音書」(2006年・共著)、「The Gnostic Discoveries」(2005年)から「The Gospel Of Thomas」(1992年)など。

 二〇〇六年四月初旬、『ユダの福音書』は一般に公開されました。長い間、幻の書とされてきたこのキリスト教文書の存在が明らかになるや、世界中が興奮の渦に包まれたのです。米ナショナル ジオグラフィック協会がワシントンD.C.で開いた記者会見には、世界中から取材陣が詰めかけ、インターネットのホームページにも多くのアクセスがありました。『ユダの福音書を追え』や『原典 ユダの福音書』は、世界各国でベストセラーになりました。

 『ユダの福音書』は一九七〇年代に、エジプト中部のミニヤー県で発見されましたが、当時の状況はあまりよくわかっていません。二〇〇五年秋、ナショナル ジオグラフィック協会の後援を受けて、私たちは福音書が発見された場所を探しに出かけました。しかし、コプト建築の名な残ごりや遺物は見つかったものの、実際の発見地は特定できませんでした。ただ、現地の関係者の話では、ごく近くで見つかったことは間違いないようです。発見の詳細はわかりませんが、『ユダの福音書』を含む写本は、人々を埋葬した墓地に隠されていたと考えられます。おそらく、亡くなったキリスト教徒に捧げられたのでしょう。

 エジプトで発見された『ユダの福音書』を含む古文書は、現在「チャコス写本」と呼ばれています。チャコス写本の編へん纂さん時期はおおまかなことしかわかっていませんが、本物の古代文書であることは間違いないと確信しています。年代測定の結果、チャコス写本は紀元二八〇年プラス・マイナス六〇年の間に作られたものであることが確認されました。

 チャコス写本は四世紀初頭に、『ユダの福音書』を含む複数の文書を古代エジプト語であるコプト語に翻訳したものを書き写したと思われます。私たちの手元にある写本は六十六ページほどです。他の文書と同様、『ユダの福音書』も三世紀後半から四世紀初頭よりも前、おそらくはかなり前にギリシャ語で書かれ、その後コプト語に翻訳されて、この写本に書き写されたのでしょう。

 チャコス写本には『ユダの福音書』のほかに、(1)ピリポに送ったペテロの手紙、(2)ヤコブの名を冠した『ヤコブの黙示録(I)』、(3)研究者が仮に『アロゲネス(異邦人)の書』と名づけた、文書の断片が含まれていました。このうち、(1)と(2)は一九四〇年代に発見されたナグ・ハマディ文書にも含まれており、『ユダの福音書』の後ろにあった(3)では、イエスがこの世における異邦人として描かれています。これら以外にも文書があったかどうかはわかりませんが、私たちとともに『ユダの福音書』の解読にあたったグレゴール・ウルスト教授が、ページ数を示すらしい一〇八という数字が記された破片を見つけました。もしかすると写本は手元にある六十六ページをはるかに超えるものだったのかもしれません。それなら残りの写本は今どこにあるのでしょうか。すでに塵と化してしまったのか、あるいは世界のどこかで収集家が抱えているのでしょうか。


続きは9月号特別付録「新解説 ユダの福音書」をご覧下さい。



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