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特集
取材現場から
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スモーキー・マウンテンズ国立公園
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


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文=アダム・グッドハート 写真=マイケル・メルフォード

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世界遺産にも登録された米国東部のグレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園は、美しい自然と多様な動植物に満ちた憩いの地だ。

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 グレート・スモーキー・マウンテンズ――これほどぴったりした名前のついた場所がほかにあるだろうか。その名を聞くと、うっそうと繁った木々から漂う水蒸気、滝からたちのぼる霧、米国の南部特有の温かく湿った空気が思い浮かぶ。バーベキューで肉を焼く香ばしい匂いや、自家製ウイスキーの芳醇な香りが鼻をくすぐるようにさえ感じてくる。
 「霧に煙る偉大な山」という詩的な呼び名は、先住民のチェロキーが青を表すのに使った言葉「シャコネージ」に由来するという説もある。彼らが集会で祈りの儀式に焚いた火の煙が、山々の頂を覆うように見えたというのだ。

 グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園の魅力は、なんといっても豊かな自然と、足の便の良さだ。ここには北米東部に残された最後の原生林が広がり、それでいて東部のどこからでも1日もドライブすればたどり着ける。
 渋滞する道路をのろのろ進んで公園のいちばん大きな入り口をめざすと、延々と続くモーテルやレストラン、土産物店が見えてくる。本当にこの先に緑豊かな森が広がり、高い山々がそびえているのだろうかと心配になってくるかもしれない。しかし、国立公園の中に入ると、周囲には木々がうっそうと繁ってトンネルのようになり、別世界にやってきたことを実感できるはずだ。

 米国東部のテネシー州とノースカロライナ州にまたがる、この長細い形をした国立公園の総面積は約2100平方キロ。これは東京都とほぼ同じ面積で、カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園の3分の2ほどの規模だ。ここには写真家アンセル・アダムズがこよなく愛したヨセミテの驚くような景観はない。氷河や間欠泉もなければ、息をのむ壮大な渓谷もない。その代わり、スモーキー・マウンテンズは緑のカーペットに覆われていて、あふれるほど豊かな動植物が息づいている。

 この地のすばらしさが理解されるようになったのは、つい最近だ。1997年に科学者や自然愛好家、市民ボランティアの協力で始まった、公園の動植物の総目録づくりがきっかけとなった。
 これまでに確認された生物は1万4000種――ここにしか生息していない生物も約600種が見つかっている。その多くはカタツムリや甲虫、蛾、それに水中の藻などが中心で、びっくりするような「大発見」はない。それでもここの生物の多様性は熱帯雨林に匹敵すると評価する研究者は多い。未発見の動植物の種類は、すでに確認されている数の10倍に達するだろう。

詳しくは本誌をお読みください。

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特集関連の豆知識

 グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園では現在、画期的なプロジェクト「全生物群目録作成計画(ATBI)」が進められている。同様の試みはこの先も米国内で数多く予定されており、同公園で行われているものは、そのほんの始まりに過ぎない。ATBIとは、特定地域にすむすべての生物種を、短期間で集中的に記録しようという試みだ。作成される目録は、自然保護に関わる政府機関が重要な決議や政策決定を行う際の参考資料として利用される。それ以外にも、科学的な知識の蓄積や、米国の驚異的な生物多様性についての認識を広めるといった意義もある。メイン州のアケーディア国立公園、首都ワシントンのロッククリーク公園、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊にあるポイント・レイエス国立海浜公園など、数カ所の公園ですでに目録の作成が始まっている。

――タリン・L・サリナス

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関連リンク

グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園:同公園のオフィシャルサイト。世界遺産に指定されているこの稀少な地域について、より深く知ることができる。
http://www.nps.gov/grsm

ディスカバー・ライフ・イン・アメリカ:グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園に生息する、膨大な数の生き物の驚くべき生態を見てみよう。“市民科学者”としてボランティア活動に参加する方法も掲載されている。
http://www.dlia.org

フレンズ・オブ・ザ・スモーキーズ:グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園友の会は、資金集めや啓蒙活動、ボランティアとしてのプロジェクト参加などを通じ、同公園の自然保護活動の支援を行っている。
http://www.friendsofthesmokies.org



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