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特集
取材現場から
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野生の王国セレンゲティ
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


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文=ロバート・M・プール 写真=ランディ・オルソン

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野生動物とマサイの人々が同居するアフリカ・タンザニア北部のセレンゲティ高原。ここでは、人間の生活より野生動物の保護が優先される。

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 セレンゲティには、動物以外にもマサイの人々が暮らし、大勢の観光客が訪れるが、互いの間の摩擦は絶えることがない。人と動物の共存は、夢物語にすぎないのか。観光開発が進むなかで、伝統的な生活を続けるマサイの姿を追った。

詳しくは本誌をお読みください。

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もっと知りたいなら…

今回の特集に関してもっと知りたい方に、参考となる情報を提供します。





特集関連の豆知識

 ナショナル ジオグラフィック協会は、以前からタンザニアのオルドバイ峡谷を古人類学の貴重な資料の宝庫と考え、この地域の調査・研究に90件以上の資金協力を行ってきた。その調査・研究は、リーキー一族によるものも多い。三世代にわたる科学者一家の初代にあたるルイスとメアリー・リーキー夫妻は、1959年、この地でアウストラロピテクス・ボイセイの頭骨の化石を発掘した。その頭骨は、当時見つかっていた人類の祖先の化石の中で最も古く、180万年前のものとされた。
 オルドバイ峡谷は、ンゴロンゴロ・クレーターの北西およそ70キロにあり、200万年以上前にこの地に降り注いだ火山灰と溶岩の堆積物が幾層にも積み重なっている。この地層の中から、多数の植物や動物、そして人類の化石が見つかっている。しかし近年、オルドバイ峡谷の発掘現場の保存が難しくなってきている。施設の老朽化と、不十分な警備のため、峡谷の貴重な遺産が危機にさらされているのだ。
 ンゴロンゴロ保全地域の一部にあたるオルドバイ峡谷は、1974年にユネスコの世界遺産に指定された。この指定により峡谷は世界的に知られるようになり、非政府組織である世界遺産センターと地元政府との間に協力関係が生まれた。ユネスコの世界遺産制度の根本的な目的は、指定地域の保護を奨励し、援助することだ。米コロラド大学デンバー校・健康科学センターの人類学教授で、タンザニア出身のチャールズ・ムシバによると、「ユネスコが提供してくれるのは、保護の枠組みです。あらゆるレベルで、持続する保護計画構築のための中心的存在となる人たちが必要です」。ムシバは、ンゴロンゴロ保全地域で欠けているのは、関係者同士の密接な協力だという。
 ムシバは古人類学者で、オルドバイで夏季体験学校を設立した人物だ。タンザニアのブガンド健康科学ユニバーシティ・カレッジや京都大学、コロラド大学デンバー校などの学術機関が協力して、この体験学校を誕生させた。地元のマサイの小中学校の教師と生徒に、オルドバイで行われている調査に参加してもらおうというのが、主な目的だ。調査に参加した教師たちは、文化、生態学、そして古人類学の観点からみたオルドバイの重要性を生徒たちに伝える授業計画をたてる。地元の子供たちが自分たちの環境の価値を認識するようになれば、彼らが将来、峡谷の開発にかかわっていくための下地を作ることにもなる。「地元の人々が力をつけることが、一番重要なんです」と、ムシバは言う。
 体験学校の担当者は、タンザニア政府の遺跡局およびンゴロンゴロ保全地区の当局と協力して、教育の場としてのオルドバイを保護するための長期計画を立てるべく努力している。ムシバは、マサイの人々が文化ガイドをつとめ、地元出身の科学者たちが働く教育センターを心に描いているという。自動車の影響を最低限に抑えるため、徒歩、またはロバで地域をめぐるツアーを開催するアイデアもある。オルドバイ峡谷の未来は、世界、国、そして地元という、あらゆるレベルでの協力体制にかかっている。

――ショーン・P・オコナー

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関連リンク

フランクフルト動物協会のセレンゲティにおける活動のページ:この協会では、マルクス・ボーナー博士が中心となってセレンゲティ国立公園のセロネラに東アフリカ本部を置き、さまざまなプロジェクトを展開している。
http://serengeti.org/main_fzs.html

マサイ環境資源連合:伝承された土地の権利の保護や、東アフリカの生態系の保護、管理、持続可能な利用のために活動するマサイの草の根組織のネットワーク。
http://www.maasaierc.org

セレンゲティ国立公園:セレンゲティの自然の魅力を紹介している公式サイト。動物のなき声あてゲームもできる。
http://serengeti.org





日本版の過去記事

2005年6月号「ブチハイエナ―サバンナの悪役」

2003年9月号「シマウマ」

1999年12月号「草原を駆ける狩人、チーター」


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