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特集
取材現場から
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石油 豊かな恵みを受けるのは誰?
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


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文=ニック・コッチ 写真=パスカル・メートル、エド・カシ

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西アフリカの石油生産は、今後10年で倍増するという。その収益は、誰の手に渡るのか。

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 西アフリカでは、およそ50年にわたって石油を産出してきたにもかかわらず、地元の人々にその恩恵はほとんど届いていない。むしろ、環境破壊や貧困に苦しめられているのが実情だ。

詳しくは本誌をお読みください。

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もっと知りたいなら…

今回の特集に関してもっと知りたい方に、参考となる情報を提供します。





特集関連の豆知識

 ナイジェリアは、人口の多さと石油の輸出量ではアフリカで一番だが、政治、社会、企業統治の面ではかなり立ち遅れている。1956年6月の初め、シエル・BP社(当時)がナイジェリアで初めて、事業として成り立つ規模の油田を発見した。ナイジェリアの人々が、この発見を呪うのも無理はない。
 この油田は、ニジェール川デルタにある村の名前をとって、オロイビリと名づけられた。当時、地元の人々は歓喜にわき、石油会社の技術者たちとサッカーの親善試合を行ったほどだという。
 しかし、そんな状態は長くは続かなかった。1960年代後半、ビアフラ戦争が勃発し、ナイジェリアは100万人もの犠牲者を出す。この戦争の原因のひとつが、石油だった。その後の30年間、文官と軍人の政権がめまぐるしく入れ替わり、そのたびに事態は悪化の一途をたどっていくようだった。
 最悪だったのは、サニ・アバチャ率いる軍事政権だ。この独裁者は、1998年に亡くなるまでの5年間大金を横領し、欧米の銀行に預けていた。その額は、20億ドルともいわれている。ナイジェリアの人々が政府に立ち向かっていったのも当然だ。しかしアバチャは、人権活動家ケン・サロ=ウィワを絞首刑に処して、国民を恐怖に陥れ、独立後のアフリカを象徴する、恐ろしい罪を犯したのだ。
 著名な作家で、企業家でもあったサロ=ウィワは、シエル社と石油産業を相手に闘いを繰り広げた。オゴニ人の彼が愛する、ニジェール川デルタにある故郷の地に環境破壊が及んだことが、彼を駆り立てた。
 ケン・サロ=ウィワの息子ケン=ウィワは、父との話をつづった著書の中で、1995年11月10日、ポート・ハーコート刑務所の絞首台に向かう直前、父が語った最後の言葉を引用している。
 「主は私をお召しになるが、戦いは終わらない」
 彼の言葉は正しかった。それから10年間、デルタではずっと小競り合いが続いている。この地域では、常に石油産業が民族の暴動や誘拐、生産妨害、重窃盗の標的になっている。ナイジェリアには今、ビアフラ戦争以来初めて、公然と国家に「反逆する人々」が存在するのだ。

――ニック・コッチ

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関連リンク

チャドの石油・奇跡か、それとも蜃気楼か?:カトリック救援サービスのイアン・ゲリーと、世界銀行情報センターのニッキ・ライヒによる最新レポート。チャド政府は、石油で得た収益を何に使ったかを、出資した世界銀行に対して説明する義務がある。このサイトでは、その規定を詳しく説明している。
http://www.catholicrelief.org/get_involved/advocacy/policy_and_strategic_issues/oil_report.cfm

チャド・カメルーン開発計画:エッソ社の現地法人が運営するウェブサイト。会社の見解や、チャド・カメルーンのパイプライン計画の詳細、四半期報告書、人々と環境に関する資料、計画の最近情報などを提供している。
http://www.essochad.com/Chad/Chad_HomePage.asp

腐敗認識度:汚職・腐敗防止活動を展開する国際NGO、トランスペアレンシー・インターナショナルが調査・算定した、各国の腐敗認識度を掲載したサイト。1位のフィンランドが最も腐敗認識度が低く、日本は24位、米国は17位にランクされている。
http://www.transparency.org/cpi/2004/cpi2004.en.html#cpi2004





日本版の過去記事

2005年7月号「天然ガス開発で危うい米国西部の自然」

2004年6月号「需要が増え、枯渇が迫る原油」

2003年10月号「サウジアラビア」

2003年2月号「スーダン 内戦で疲弊した国」

2001年8月号「アメリカの国有地の自然を守る」

1999年3月号「アラスカ原油流出の後遺症」

1999年3月号「サハラ砂漠、6000キロの旅」


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