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取材ノート
エイズと向き合う 農村の患者に最新治療

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筆者・写真家の取材ノート
ギデオン・メンデル

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Rebecca Hale

取材現場から 取材現場から PHOTO
エイズと向き合う 農村の患者に最新治療

筆者・写真家の取材ノート
ギデオン・メンデル
Best 最高の経験

 1993年以来、東欧、インド、南米、そしてアフリカで、エイズにまつわる写真を撮り続けてきた。病に倒れた人の家族の献身的な様子を目の当たりにするたびに、感動し、謙虚な気持ちになる。
 南アフリカで出会った7歳の少年ザモクシュレは、母親からエイズに感染した。その母はすでになく、祖母といとこたちが彼の面倒をみていた。彼らは病気についてオープンで、少年に愛情を持って接していた。それが、ザモクシュレにとって大きな力となっているように思われた。たいていの南アフリカの家族は、病気のことを知ろうとしないのだが、この少年の家族はまったく対照的だった。
 ノムフマネコという10代の少女とも、多くの時間を過ごした。彼女は昨年の秋に亡くなったが、いつも彼女のかたわらにいた、愛情あふれるすばらしい家族のことは一生忘れないだろう。彼女が初めて抗レトロウイルス薬を服用した時には(128-129ページ)、一緒に座って彼女の支えとなっていた。


Worst 最悪の体験

 ある朝、南アフリカのルシキスキ地区の診療所の外に並んだ患者の長い列を撮影することにした。たくさんのやせ細った人々が運び込まれ、そして運び出されていく。まるで強制収容所を見ているような気持ちになった。写真家としての私は、すべてを記録せよという。しかし、本人の許可なしに患者の写真を撮らないと診療所と約束していたので、カメラを構えることはできなかった。
 これは、つらい状況だった。衝撃的な場面に出くわすと、カメラを構えることが習慣になっていたからだ。だが、この時ばかりはそれがかなわなかった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 南アフリカの農村部では、エイズをひた隠しにしていることが多い。恥ずべきものだという意識が非常に強いからだ。しかし、ルシキスキ地区で活動するいくつかの団体が、その考え方を変える努力をした結果、地域社会が、エイズを隠したりせず、正しい認識を持とうという方向に動き出した。HIVが陽性であろうとなかろうと、地区の人々は「HIV POSITIVE(陽性)」と胸に書かれたTシャツを着て、支援の気持ちを表現していた。









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