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特集
取材現場から
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中国・遼寧省の化石
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


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文=クリフ・ターピー 写真=O・ルイス・マザテンタ

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中国・遼寧省で白亜紀中期の生物の化石が次々と発見され、注目を集めている。

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 発掘される化石は、恐竜から鳥類、魚類、昆虫まで、実に多種多様。火山灰に埋もれたおかげで、保存状態も見事だ。

詳しくは本誌をお読みください。

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もっと知りたいなら…

今回の特集に関してもっと知りたい方に、参考となる情報を提供します。





特集関連の豆知識

 1990年代中ごろ、原始的な鳥類や羽毛を持つ恐竜の見事な化石が発見され、中国の遼寧省は一躍有名になった。中でも、特に世界の関心を集めたのは、体長45センチほどのコンフキウソルニス、つまり“孔子鳥”の化石だった。これは、今までに発掘されたものの中では最も古い、歯のない鳥だ。
 コンフキウソルニスの発見以来、遼寧省では1000以上の化石が見つかり、その多くは非常に保存状態が良かった。しかしこの数の多さは、諸刃の剣となっている。現在、コンフキウソルニスの化石は、化石の不法売買において最も人気のある商品だ。北京にある中国科学院古脊椎動物古人類研究所(IVPP)の古生物学者、周忠和によると、コンフキウソルニスの化石の約80パーセントが中国から密輸出されるか、中国国内で不法に売買されているという。こうした化石のほとんどを、輸入を禁止する法律をもたない日本、ドイツ、米国といった国の個人収集家が購入している。
 化石がたくさんあるにもかかわらず、売買が問題になるのはなぜか。古生物学者たちによると、ひとつの動物の進化の過程を正確に知るには、たいていの場合、数多くの化石が必要なのだという。さらに、ずさんな発掘が行われると、貴重な科学的情報が失われる可能性がある。
 密輸をやめさせるのは難しい。地元の農民は、化石をたったひとつ売るだけで、年収を大幅に増やすことができる。闇市場の業者は、それよりはるかに大きな利益を手する。化石の需要も高い。特に良質なコンフキウソルニスの化石は、1万ドル以上の値が付くといわれている。一方、中国の地方当局は、化石を軽々しく扱って問題を悪化させたとして非難されている。米国の雑誌「サイエンス」によれば、北票古生物学博物館の装飾として、コンフキウソルニスの化石が20個ほど壁面に使われたという。
 化石の密輸増加にともない、当局は対策に乗り出したが、必ずしも成果が出ているとはいえない。「個人による化石の発掘と密輸が横行しているため、この地域はたいへんな危機に瀕しています」と、あるIVPPの科学者は言う。「状況はきわめて深刻です」

――キャシー・B・マ-ハ

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関連リンク

米国自然史博物館:ニューヨークの自然史博物館で行われる展示の最新情報を入手できる。現在行われている「恐竜:古代の化石、新たな発見」では、最近の技術を駆使した恐竜の行動の研究が展示されている。また、1億3000万年前、中国北東部に存在した森林を再現したジオラマもある。この展示は2006年12月8日まで開催されている。また、博物館のサイトではこの記事で取り上げた恐竜について、さらに詳しい情報が得られる。
http://www.amnh.org/exhibitions/dinosaurs

大連自然史博物館:中国にある自然史博物館の中でも第一級の博物館で、数百もの興味深い化石が展示されている。熱河生物群をわかりやすく紹介する“the Footsteps of Evolution(進化の歩み)”のページには、原始的な鳥類や羽毛を持つ恐竜をはじめ、遼寧省の化石の写真が数十点掲示されている。
http://www.dlnm.org/english/001.htm

中国科学アカデミー:ここ数年、中国科学院古脊椎動物古人類研究所(IVPP)の科学者たちは、白亜紀初期に存在した地球上の生物を、緻密なイラストにして発表している。このサイトでも、そのイラストを見ることができる。
http://English.cas.ac.cn/Eng2003/page/SRA/D_1.htm





日本版の過去記事

2003年3月号「恐竜の体力 かみ砕く力や走りを科学する」

2001年5月号「太古の空を支配した翼竜」

2000年6月号「いよいよお目見え 恐竜スー」


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