ナショナル ジオグラフィック日本版 年間購読申込





$B%J%7%g%J%k(B $B%8%*%0%i%U%#%C%/F|K\HG(B

LINE

取材ノート
カラフトフクロウ

Line

<< 特集ページに戻る

Line

Photo

筆者の取材ノート
リン・ウォーレン

Line

Photo

写真家の取材ノート
ダニエル・J・コックス

Line

「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Rebecca Hale (上) and Daniel J. Cox

取材現場から 取材現場から PHOTO
カラフトフクロウ

筆者の取材ノート
リン・ウォーレン
Best 最高の経験

 多くの人が、「ナショナル ジオグラフィック」誌の仕事をしている人間なら自然界で暮らす野生動物を見ることに慣れきっていると思っているのではないか。ところが10年近く仕事をしている私の場合、そのようなことは一度もなかったし、これからもないと思っている。
 今回の取材旅行で一番すばらしかったのは、さまざまな動物と出会えたことだ。若いクロクマやバッファローの群れ、タカ、ワシ、アヒル、キツツキ、シルスイキツツキ、カササギ、とても可愛いらしい子供のコヨーテ、マスクラット、1本の木にアカリスの赤ちゃんが群がっているところも見た。そしてフクロウたちも。動物たちの中にはあたりをうろうろしている姿をじっと座って観察できるものもあったし、現れたかと思うとすぐに姿を消してしまうものもあった。しかしどれも心ときめく体験だった。


Worst 最悪の体験

 写真家のダニエル・J・コックスと一緒に、モンタナ州チャーローのフクロウ研究所とフクロウのつがいが巣をつくっているフラットヘッド湖近くの森を何度か車で往復した。チャーローの北にあるミズーラからフラットヘッド湖を越えてカリスペルにいたる道路は、まったくの悪夢だった。2車線の対面通行になっていて、中央分離帯もなければ路肩もない道路を、車が時速100~130キロの猛スピードで飛ばしていく。おまけに道路の両側には野生動物が迷い込んでこないように、深さ2~6メートルの溝が設けられている。事故を避けるための逃げ場がどこにもないのだ。もし何かが起こったら一巻の終わりだ。昼間は視界がきくのでそれほど怖くはないが、夜の運転はまさに手に汗握る恐怖のドライブだった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 モンタナ州のフクロウ研究所の所長、デンヴァー・ホルトは、非常にいい人で、ライターズ・キャビンと呼ばれる池に面した素敵な建物に泊めてくれた。広い窓からは雄大なミッション山脈が見渡せる。ここではフクロウに関するありとあらゆる情報が手に入る。各種のフクロウについての解説や科学雑誌の記事のコピー、そしてフクロウに関する膨大な数の文献。奥が深く、知的で価値の高い資料が集められている。
 しかしフクロウ研究所の所蔵品はそれだけではない。さまざまなフクロウの置物、フクロウの彫刻、フクロウの絵、ぬいぐるみのフクロウなどなど、美術品からおもちゃまで、想像できるかぎりの形と素材のフクロウたちが集められているのだ。
 デンヴァーはフクロウの研究に長く携わり、人懐っこく、社交的な人柄であるため、友人が多い。友人たちが彼にくれるのは、いつもフクロウだ。もらったフクロウたちがいたるところにいる。フクロウ研究所にいると、フクロウ漬けになったような気がする。









本サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
(c)National Geographic Society. All rights reserved.
(c)Nikkei National Geographic Inc. All rights reserved.

サイトマップ 著作権/リンク許可
広告出稿のご案内 会社案内
「特定商取引に関する法律」に基づく表示
個人情報保護方針 ネットにおける情報収集
個人情報の共同利用について