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古代ローマ以前のイタリア

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本誌に載らなかった写真と、撮影余話
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時代の痕跡
写真=O・ルイス・マザテンタ

 古代イタリアの暮らしをしのばせる、屋根瓦に刻まれた文字と木靴のものらしい足跡。紀元前1世紀、イタリア中部の町ピエトラッボンダンテにある、サムニウム人の神殿の屋根をふくために作られたこの瓦には、二人の少女の落書きらしきものが認められる。一人が下のほうにラテン語で「瓦を並べて乾燥させる作業の合間に、ヘレニウスのしもべアミカがその印を記す」と書いている。その上のスペースには、もう一人の少女がオスク語で「ヘレニウス・サティウスのしもべデトフリが、靴底でその印を記す」と書き残している。オスク語はサムニウム人をはじめとする多くの民族によって話されていた言語で、かつてはラテン語より広く使われていた。
 1975年、現在は古代ローマの考古学研究を指揮するアドリアーノ・ラレジーナがこの遺跡の発掘中にこの瓦を見つけた。「この瓦は他の瓦と一緒に積み重ねてありました。ふと文字が書いてあるのを見つけ、まず何と書いてあるのか知りたいと思いました。それから二人の少女が遊んでいる情景が目に浮かびました。その瞬間は今でも写真のように鮮明に思い起こせます」と彼は語っている。

撮影条件


カメラ:ニコン F5
フィルム:フジクローム ベルビア50
レンズ:ニッコール 60mmマクロ
シャッター速度:1/60秒
絞り:f/8




天候:室内
照明:ストロボを使用。足跡と文字がくっきり見えるように絞り込んだ光をあてた。









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