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特集
取材現場から
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海洋探検家バラード 黒海と地中海に挑む
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


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2003年、黒海と地中海に沈む古代の難破船の調査・発掘に挑んだ海洋探検家ロバート・D・バラードの前に、調査申請の却下など、様々な問題が立ちはだかった。

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 トルコ北部の港町シノプ。バラード率いる調査船ノール号は、トルコ政府から研究ビザが下りず、ここで48時間も足留めを食っていた。無人の深海探査機や高速の衛星通信システムなど、数百万ドルをかけた最新の装置を遊ばせておけば、1日4万ドルの金が消えていく。

詳しくは本誌をお読みください。


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もっと知りたいなら…

今回の特集に関してもっと知りたい方に、参考となる情報を提供します。





特集関連の豆知識

 遠隔操作の深海探査機(ROV)は、海中での使用が可能なロボットで、海底に沈んだ武器の回収から海洋環境の科学研究まで、様々な目的に使われている。実質的にスキューバダイバーの役割を果たし、以前には探索できなかった深海まで潜ることができる。水中での観測、沈んだ船や航空機の探索と回収、科学研究のための海底調査、水中の電気通信ケーブルの点検補修、石油や天然ガスの掘削のためのドリル作業などに利用されている。
 ROVの形状と大きさはさまざまだ。価格が5000ドルから10万ドルほどの小型のROVは、主に個人が私用に使っている。ROVは、大型で高価になるほど、深くまで潜水でき、多くの装備を搭載できる。
 ROVが最も活用されているのは、石油、天然ガス産業だ。沖合にある採掘地の多くは、水深が2100メートルを超える場所にあり、ダイバーが潜っていくことはできない。ROVはドリル作業や、設備の据え付け、建築作業のサポートを行う。ROVは軍でも使用されている。米海軍は試験中に海底に沈んだ武器の回収や、水中観測が可能なロボットの開発を通して、ROVの技術を発達させている。90年の湾岸戦争の際には、機雷の駆除のため、3900万ドルを投じたROVがつくられた。
 ROVは、学問や科学の分野でも利用されており、深海環境の研究や、以前には潜ることのできなかった場所での高品質の写真、ビデオ画像の撮影などに活躍している。「ヘラクレス」は、2003年にロバート・D・バラードが黒海と地中海の探索に使用したROVで、ROVを使った科学的研究の草分け、米マサチューセッツ州のウッズ・ホール海洋学研究所(WHOI)と共同で開発されたものだ。WHOIは現在、自律型水中探査機(AUV)を開発中で、これはROVと似ているが、ケーブルなどの付属部品なしに、潜水と情報収集が行えるものだ。完成すれば今よりずっと長時間水中に留まることが可能になる。
 ナショナル ジオグラフィック協会は以前から、様々なROVを所有してきた。これらの機械を活用したのは、ナショナル ジオグラフィック協会付き写真家のエモリー・クリストフと、ROV製作会社ディープ・シー・システムズの創業者で社長のクリス・ニコルソンだ。ニコルソンは80年代初め、協会の支援で最初の低予算ROVを開発し、これを2万5000ドルで売却した。この資金を元手に、ニコルソンはナショナル ジオグラフィック協会向けに、多くの写真機材を搭載できる、より大型のROVを開発した。1983年7月にROVが「ナショナル ジオグラフィック」誌の表紙を飾ると、この探査機がニュースで全米に紹介された。やがてナショナル ジオグラフィック協会は数多くのROVを入手したが、そのなかの「ギーク」と呼ばれたROVは、ジェイムズ・キャメロン監督の深海スリラー映画「アビス」で使用された。
 最近では、2004年1月号の記事のために、エモリー・クリストフが北極海で「マックス・ローバー」という25トンのROVを使用した。ニコルソンとクリストフが設計に4年を費やしたこの80万ドルの探査機は、水深3000メートルまで潜ることができる。クリスフトフは、「マックス・ローバー」を使って、インドネシアの海の探査を計画している。

――エリカ・ハンター・ロイド

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関連リンク

2003年のロバート・D・バラードによる黒海・地中海探索の概要
http://www.expedition2003.org/overview/

ロバート・D・バラードが会長を務めるNPO「探査協会」のホームページ
http://www.mysticaquarium.org/ballard/home/

ウッズ・ホール海洋学研究所のホームページ
http://www.whoi.edu/home/





日本版の過去記事

2001年5月号「黒海からよみがえった古代の謎」

2001年1月号「地中海の古代都市遺跡、アシュケロンの謎」

1998年2月号「人はなぜ未知に挑むのか」


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