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取材ノート
海洋探検家バラード 黒海と地中海に挑む

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筆者の取材ノート
ピーター・デ・ジョング

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写真家の取材ノート
デビッド・マクレーン

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=David McLain

取材現場から 取材現場から PHOTO
海洋探検家バラード 黒海と地中海に挑む

写真家の取材ノート
デビッド・マクレーン
Best 最高の経験

 すごい航海だった! 31日間、船の上で無我夢中になって過ごした。船内の環境そのものが刺激に満ちていた。これが潜水艦だったらどんなにすばらしかっただろう。船を降りて1本の木を目にした私は、そのあまりの美しさに衝撃を受け、1カ月もの間、木を見ていなかったことに気付いた。私は時間というものがほとんど意味を持たない、大海の真ん中にいたのだ。午後2時に船室に戻り、ベッドに入る生活を、ごく当然のことと受け入れていた。すばらしい経験だった。


Worst 最悪の体験

 今回の探検には失敗もあった。航海中、ほとんど完璧に作動していた無人探査機ヘラクレスが、探査もほぼ終わりに近づいた頃、スケルキ沖で液圧ラインに故障を起こした。技術者たちは故障の原因がポンプにあると判断し、新しいポンプをカナダのブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバーから空輸させた。これで作業が数日滞った。技術者が新しいポンプを取り付けたが、また同じ場所で故障が起きてしまった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 トルコのシノプの港に寄港中、ノール号は地元の当局から探査目的の取り調べを受け、ほぼ3日間足止めを食った。バラードの黒海探査の本当の狙いは石油だ、という噂が広まっていたのだ。36時間もの間、地元メディアが真の目的を探り、バラードの姿を一目見ようと船に殺到した。やがてバラードは記者たちの前に姿を見せて、こう言った。「たしかに私は油を探しにきた。ただしオリーブ油だ」。この彼の機転と人柄の魅力がデマを吹き飛ばし、出航許可が下りて、とうとう航海がスタートした。









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