ナショナル ジオグラフィック日本版 年間購読申込





$B%J%7%g%J%k(B $B%8%*%0%i%U%#%C%/F|K\HG(B

LINE

取材ノート
中国、環境破壊による痛み

Line

<< 特集ページに戻る

Line

Photo

筆者の取材ノートから
ジャスパー・ベッカー

Line

Photo

写真家の取材ノートから
ボブ・サシャ

Line

「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Bob Sacha (上) and Mark Thiessen

取材現場から 取材現場から PHOTO
中国、環境破壊による痛み

筆者の取材ノート
ジャスパー・ベッカー
Best 最高の経験

 チベットのナラン村で過ごした一夜が、たぶん最高の経験だ。村人たちは私たちをもてなして優美な踊りや民謡を披露しようと、最も上等な長袖のシルクの外衣を着て村の会場に集まった。
 しかし彼らの出し物の前に、まず訪問客の私たちがスピーチや歌を披露することになった。写真家で照れ屋のボブ・サシャはか細い声でやっと「ハッピーバースデー」を歌った。サシャは村人からヤクの糞でも投げつけられはしかなったか? とんでもない。彼らは大喝采してくれたよ。


Worst 最悪の体験

 中国華中平原のほこりの舞う村で取材中、村人たちは警察の目を始終恐れていた。
 彼らは、地元の亜鉛メッキ工場による水質汚染で被害を受け、公害防止や補償をめぐり当局と長い戦いを続けていた。そして口外すればもっとひどい目にあうと脅かされていたのだ。そうした地域では外国人は目立つため、警察にばれないように手早く取材する必要があった。
 私たちが悲惨な被害の実態を取材、撮影していると、緑色の制服を着た警官が入ってきた。私は凍りついた。しかし彼は警官ではなく、警備員で、村人を助けて欲しいと、真剣に訴えた。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 2000年以上前に孔子が暮らした、現在の山東省の曲阜の町はいまや一大観光地。ここでは、孔子の子孫が70代以上も住み続けた広大な屋敷や、数万人もの子孫が埋葬されている墓地を見ることができる。
 また孔子の語録をまとめたおみやげがあり、レストランでは「孔子ワイン」や孔子が好んだという料理を楽しめる。
 私たちは、曲阜周辺の工業地域にある貯水池へ行った。池は製紙工場の排水で汚れ、近所の住民は、緑色ににごった臭い水を使ったために病気になったと惨状を訴えた。聞けば、彼らの家名は孔子と同じ「孔」だという。この奇妙な一致には驚いた。









本サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
(c)National Geographic Society. All rights reserved.
(c)Nikkei National Geographic Inc. All rights reserved.

サイトマップ 著作権/リンク許可
広告出稿のご案内 会社案内
「特定商取引に関する法律」に基づく表示
個人情報保護方針 ネットにおける情報収集
個人情報の共同利用について