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取材ノート
ペルー・ビルカバンバ山脈に隠された謎

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筆者の取材ノートから
ピーター・フロスト

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写真家の取材ノートから
ゴードン・ウィルツィー

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Gordon Wiltsie (上) and Miki Meek

取材現場から 取材現場から PHOTO
ペルー・ビルカバンバ山脈に隠された謎

写真家の取材ノート
ゴードン・ウィルツィー
Best 最高の経験

 ある日の午後遅く、息子のベンジャミンと探検家のスコット・ゴーサックとともにセロ・ビクトリアに登った。登頂後まもなく、夕陽を浴びて幻想的な光景が広がった。夕陽は暗くなった峡谷を背景にして、眼下のベースキャンプと遺跡発掘現場を照らし、その後、山脈を美しく彩った。さらに日の入りの光景は、まるで雲が燃えているかのようだった。
 翌朝、空には暗い霧が立ちこめていた。日の出の写真は難しそうでがっかりした。だが、5分後に空を見上げると、雲が美しいピンク色に輝いている。雲の塊が浮き沈みを繰り返していたのだ。それから私は2時間ほど写真を取り続けた。雲はわきあがっては沈み、その色は無気味に黒ずむかと思えば、次の瞬間にはあざやかな色に輝いた。写真家にとって心踊る一日だった。


Worst 最悪の体験

 古代の水路を探して、急勾配のジャングルを登った。傾斜があまりに急なので、木の根や幹にしがみつきながら進んだ。前を行く者たちは、竹を切り払って道をつけてくれたが、切った竹の先端が鋭くとがり、ベトナム戦争でアメリカ兵に仕掛けられたわなのようになった。最悪だったのは、一見竹のように見えて、異常にとげの多い木があったことだ。濃い霧のためにこのとげが見えず、体を支えるために、この木を手でつかんでしまった。とげを全部抜くのに何カ月もかかった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 自分の馬がとんだ変わり者だったこと。その馬に乗って狭い小道を進んだ。道の端の崖はとても険しく、踏み外すと、何百メートルも下の川に向かって落下し、サボテンなどの植物の上を転がる。その間、ひどい痛みに苦しんだ挙げ句、死ぬことになる。
 しかし馬は、心配などしていない様子で、道幅が1メートルほどあるのに、崖の縁ぎりぎりのところばかり歩く。馬がなぜそんな歩き方をしたのか理解できない。そういえば、あのとき、落石の音がよく聞こえた。きっと、私を怖がらせて背中から下りてくれるのを期待していたのだろう。









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