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取材ノート
21世紀の奴隷

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筆者の取材ノートから
アンドリュー・コックバーン

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写真家の取材ノートから
ジョディ・コッブ

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Mark Thiessen

取材現場から 取材現場から PHOTO
21世紀の奴隷

筆者の取材ノート
アンドリュー・コックバーン
Best 最高の経験

 何よりうれしかったのは、勇敢な人たちが、人身売買の犠牲者を救おうと懸命に努力していること。ボスニアで知り合った女性マーラ・ラドヴァノビッチは、逃げ出した売春婦たちを助けていた。売春宿の経営者から脅迫を受け続けていて、「いつか彼らに殺されるかもしれない」と、淡々と語っていた。そうした恐怖も、正義を貫きたいという彼女の意志を揺るがすことはない。
 また米国のフロリダでは、農場労働者の組織イモカリー労働者連合を取材した。メンバーの多くは元奴隷で、移民労働者の苛酷な環境を改善しようと力を合わせていた。かつて奴隷だった人たちが、今度は他の奴隷を助けようとしている姿を見ると勇気がわいてきた。


Worst 最悪の体験

 コスタリカの風俗業で働かされている子供たちの話には、心が痛んだ。アメリカ人の“セックス・ツアー”が訪れるサンホセのグリンゴ・ガルチなどでは、幼い少女たちが残酷な仕事を強いられている。
 取材の間、こうした話は尽きることがなかった。これほどひどい話は聞いたことがないと思った次の瞬間には、さらにひどい話を聞く、という繰り返し。時には、仕事を放り出したくなったものだ。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 ボスニアのプリイェドルという町を訪ね、有名な奴隷商人、ミロラド・ミラコビッチに会った。この男の屋敷は、銃眼付きの壁に囲まれ、入り口も厳重に警備されていた。屋敷内の動物園には3頭のシベリアトラが飼育されていた。ミラコビッチは実にうさん臭い男だった。後に、人身売買の容疑で逮捕されたという。









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