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取材ノート
アマゾン奥地の謎の先住民

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筆者の取材ノートから
スコット・ウォレス

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写真家の取材ノートから
ニコラス・レイナー

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Nicholas Reynard

取材現場から 取材現場から PHOTO
アマゾン奥地の謎の先住民

筆者の取材ノート
スコット・ウォレス
Best 最高の経験

 現代文明を知らない原始の森に入る、素晴らしい機会だった。道らしい道がほとんどなく、未開のジャングルをひたすら枝を切り払いながら進んだ。頭上の木の枝で、サルの家族が戯れ、鳴き声をあげて枝から枝へ飛び移るのを目の当たりにして心が躍った。そこには、テクノロジーとメディアの発達の恩恵に浴した私たちが忘れていた人類と地球の原初の姿があった。この遠征は、これまで当たり前に受け入れていた世界を完全に切り離す好機となった。おかげで毎日の生活に対する見方ががらりと変わった。


Worst 最悪の体験

 その一方で、後に残してきた愛する者たちと何週間も連絡がとれず、会いたいという思いが募ってつらかった。衛星電話は持っていたが、森の奥深くに入り込んだある日、原因不明の故障に見舞われて、外界との交信を一切絶たれてしまったのだ。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 歩くための両足と舟を漕ぐための両腕だけを頼りに、何カ月もの間、ジャングルの中を進んだ。ある日、丸木舟でジュタイ川を下っていると、頭上に広がる青空を、国際線のジェット旅客機が真っすぐに飛んでいった。全員、漕ぐ手を休めて、この巨大な鳥が通り過ぎるのを見守った。2つのエンジンがきれいな飛行機雲を描いていた。200人は運べるね、私は仲間に言った。時速およそ1000キロ、高度は10キロ以上だろう。仲間のインディオは手を太陽にかざしながら黙ってそれを眺めていた。あれほど高く速く飛ぶ巨大な物体が、はるか下界のこの川の上と同じ世界の一部であること、そしてそのジェット機が、わずか時速6~8キロで川を下るためにパドルを握っている手と同じ人間の手で作られたことを思うと感慨深かった。









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