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取材ノート
ネズミイルカの保護

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筆者の取材ノートから
ビル・カートシンガー

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Heather Perry

取材現場から 取材現場から PHOTO
ネズミイルカの保護

筆者の取材ノート
ビル・カートシンガー
Best 最高の経験

 最初の取材から2年後の2001年、ネズミイルカのより鮮明な水中写真を撮るため、再度カナダ南東部のファンディ湾を訪れた。幸運にも、海水は以前よりずっと澄んでいて、より多くのネズミイルカが見つかった。そしてある日、降り注ぐ光の中、私のすぐそばをネズミイルカが泳いでいった。私はこのときようやく2年越しの念願を果たし、それまでほとんど誰も水中で見たことがなかったこの謎の海の哺乳類を初めて撮影していた。この努力の結果が本誌の特集記事の冒頭を飾った写真だ。


Worst 最悪の体験

 最初の取材では、プランクトンで濁ったファンディ湾の水を見て、記事にふさわしい水中写真は撮れないと思った。私はネズミイルカに約1メートルの距離まで何度も近づいたが、ぼんやりとした幽霊のような生物がそばを通っているようにしか見えなかった。さらに2度目の取材では、沿岸に近づくネズミイルカが少なすぎて、撮影のチャンスはほとんどなかった。科学者チームにまた来年挑戦するように言われ、私は水中の貴重な瞬間を撮影するという望みそのものを諦めそうになった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 ある日の午後、生物学者アンドリュー・ウエストゲートから、網にかかったネズミイルカの救出を手伝えないかと言われた。そうするにはカメラを離さなければならない。写真家として容易なことではなかったが、私はカメラを船に残し、ネズミイルカの救出に加わった。約6メートル下で1頭がもがいていたため、私は潜って網からそのイルカを助け出し、生きた元気な状態で水面へ引き上げた。私たちはやがてそのネズミイルカを放し、メーン湾の自然に戻した。数分間、写真家ではなくネズミイルカの研究者になった気分だった。









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