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取材ノート
南米を横断する道路

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筆者の取材ノートから
テッド・コノーバー

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写真家の取材ノートから
マリア・ステンゼル

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Margot Guralnick (上) , and Maria Stenzel

取材現場から 取材現場から PHOTO
南米を横断する道路

筆者の取材ノート
テッド・コノーバー
Best 最高の経験

 道路の前方で数台のトラックが泥にはまり、道路の脇で交通の再開を待っていたときのこと。辺りには小雨が降り、誰もが体中泥だらけになり、トラックの排ガスが充満していた。
 早く出発したいと思いながらごつごつした岩の上に座っていたとき、すぐ横の木に、青い玉虫色をしたチョウ、ブルーモルフォがとまっているのに気付いた。やがてチョウは私の膝にとまった。家には7歳の息子が大切にしているこのチョウの標本があるが、本物を見るのは初めてだった。私はそっとカメラを取り出し、自分と息子のためにそれを写真に取った。最高の経験だった。


Worst 最悪の体験

 ある日、海抜0メートル地点を出発し、トレーラートラックに乗り時速約24キロでペルー南部の町クスコヘ向かった。この速度なら、標高4600メートルの高原まで2日はかかりそうだったので、高山病の薬はその日の夜に飲むことにした。
 だがドライバーは運転し続け、その日の夜に高原に着いてしまった。私はひどく苦しくなり、熱や下痢や吐き気に襲われて、死ぬのではないかと思った。ドライバーに引き返すよう頼んだが、私の状態を見て脅えたドライバーは登りと同じくらいの速度で下ることになると答えた。その後何時間もかかってようやく体調は元に戻った。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 ある日、車でアンデス山脈の砂利道を抜け、暗くて安っぽいレストランへ入った。中は調理場からあがる炎の煙がたちこめ、明かりは2つの窓から差し込む光だけだった。さらに給仕係の中年女性2人が店内を移動すると、何かが彼女たちの足元をちょこまか走り、部屋の隅へ逃げて行く。
 とうとうその張本人が日の光の当る床を駆け抜けていった。モルモットだ! 私たちの食堂にはおそらく20匹ほどのモルモットがいた。彼らはこぼれた食べ物に駆け寄ってそれをかじると、再び暗がりに隠れた。すべてのモルモットがシチューの材料になる運命だったに違いない。









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