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取材ノート
騎馬民族スキタイ

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筆者の取材ノートから
マイク・エドワーズ

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写真家の取材ノートから
シシー・ブリンバーグ

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Meaghan Mulholland

取材現場から 取材現場から PHOTO
騎馬民族スキタイ

筆者の取材ノート
マイク・エドワーズ
Best 最高の経験

 ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館は、スキタイ民族の金細工を大量に所蔵しているが、展示はしていない。そこで私と写真家のブリンバーグは許可を得て美術館の非公開部分を訪れた。
 らせん階段を上り、廊下を進むと、古代の遺物が保管された棚が並び、粗末な壷など棚に収まらない発掘物もあった。
 考古学者のコンスタンティン・チュガノフは私たちを自分の事務所に案内し、光り輝く動物像やベルトの留め金などスキタイ民族の財宝を金庫から出して見せてくれた。
 エルミタージュ美術館は美しい展示品だけでなく、未整理のままの収蔵品も傑作揃いだ。


Worst 最悪の体験

 取材旅行の荷物の多さにはうんざりする。自分の荷物に加え、ノートパソコンやカメラ、テープレコーダーなどの取材道具も持って行かねばならない。
 しかもシベリアには重さ11キロのテントを持参した。取材先の発掘現場には樹木がないため、テントを言わば取材本部にして1日中照りつける太陽に備えたのだ。
 しかし現場には予想外の強風が吹き荒れ、ベニヤ板の小屋さえ倒されていた。そんな強い風にテントが耐えられるはずがなかった。
 空港から大きなテントを引きずってきたのに、エネルギーと手荷物料金の無駄になってしまった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 シベリア南部の町トゥーバはシャーマニズム信仰がさかんで、霊媒師のシャーマンたちは不思議な歌と舞踊で人々の病気を治療している。
 私はトゥーバのシャーマンの長老に会って、スキタイ人の墓の発掘についてうかがいを立てた。長老は占星術で占った後、発掘すべしと答えた。
 墓の発掘は霊界を汚すことにならないかと私がたずねると、彼は神のお告げを伝えるように答えた。「墓の発掘は危険で不要なことだが、同時に人類と科学にとって非常に重要である」
 矛盾した見解に思えるが、古代生活の解明のため霊が墓への出入りを黙認してくれるということだろう。









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