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取材ノート
シェルパ民族

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筆者の取材ノートから
T・R・リード

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写真家の取材ノートから
ロブ・ケンドリック

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Ang Kami Sherpa (上), and Khalid Al-Marzouqi

取材現場から 取材現場から PHOTO
シェルパ民族

筆者の取材ノート
T・R・リード
Best 最高の経験

 米国のコロラド州という山国出身の私はネパールで、よく故郷に戻ったような気分になった。とはいえネパールの山々はコロラドよりずっと高い。コロラド州の最高峰をしのぐ山に登ったが、それでもエベレストとは比べものにならない低い山だった。ネパールの山々の眺めは実に壮大で、世界一の高地を美しく彩っている。


Worst 最悪の体験

 ネパールの風景は美しいが、人々の暮らしはひどい。暴力事件や、反体制の過激派の活動も絶えない。国民の平均寿命は56歳、年収はわずか1400ドルだ。国民はみな貧しく、政府は機能していないも同然で食物も金もない。ネパールで金を儲けているのはシェルパだけだ。
 多くの発展途上国と同様に、ネパール王室もカトマンズの中心に豪華な王宮を構え、周囲に兵士を配備している。しかし真の脅威は王宮内にあった。私がネパールに到着する前に、王族の間で殺人事件があったのだ。こんなに美しいのに、なんと悲しい国かと思ったよ。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

 ソルからカトマンズへ移動するために、朝6時半頃、雑草のはえたソルのファプル空港へ行くと、2人の職員に3時間後なら飛行機に乗れるだろうと言われた。
 3時間後に空港に戻ると飛行機はまだ到着しておらず、先程の2人の職員から、滑走路のかたわらでひと眠りして待つように言われた。
 午後2時半、小型飛行機が着陸した。すると昼寝していた人々が一斉に起き上がり、飛行機へ殺到した。事態を飲みこめないまま私が立っていると、全6席は満席になり、滑走路で私と話していた男性も席を確保していた。ドアは閉まりかけて、私がその男に大声で「50ドルで席を譲ってくれないか」と頼むと、男は承諾してくれた。ネパール国内の空の旅は、実に奇妙なものだったよ。









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