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特集
取材現場から
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チベット崑崙山脈
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


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文=リック・リッジウェイ 写真=ゲイレン・ローウェル

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チベットに生息する珍しい動物「チルー」の繁殖地を追った、450キロのリヤカーの旅。

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 中国チベット自治区の崑崙(クンルン)山脈。その北側に生息する珍しい野生動物チルーの繁殖地を探して、登山家のリック・リッジウェイ率いる調査チームが、荒涼とした原野を延々450キロ踏破した。遊牧民も足を踏み入れない土地を、リヤカーに機材や食料を積んで移動する旅。一行はやがて、チルーの出産地を突き止め、史上初めてカメラとビデオに収めることに成功した。

詳しくは本誌をお読みください。

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もっと知りたいなら…

今回の特集に関してもっと知りたい方に、参考となる情報を提供します。





特集関連の豆知識

 昨年8月、チャンタン山脈の取材を終えて米国に帰国したばかりの冒険写真家ゲイレン・ローウェルは、小型飛行機の墜落事故で死亡した。だが、冒険写真の分野にローウェルが残した遺産は、今も脈々と受け継がれている。ローウェルは学ぶ意欲のある者に惜しみなく知識を分け与えたからだ。チャンタン山脈の遠征でビデオ撮影を担当したジミー・チンもローウェルの遺産を受け継いだ一人だ。絶滅の恐れのあるヤギ・ヒツジ類のチルーの移動ルートを追うことを目的とするこの遠征は、当初予定していた有名な登山家デビッド・ブレッシャーズが参加できなくなり、隊員のコンラッド・アンカーがチンを代役に起用することを提案。チンの師で友人でもあるローウェルの後押しもあり、この28歳の若者は遠征に同行することになった。
 中国系アメリカ人のチンは遠征中、通訳としても活躍。カナダで毎年行われるアイスクライミングの大会、ノース・フェースの米代表にも選ばれた彼は、登山が得意で、カメラの腕もなかなかのものだった。隊員の一人が、チンはビデオもこなせるんじゃないか、と言ったのがきっかけでビデオ撮影を担当することになった。彼は当時を振り返り、「ビデオのマニュアルを機内で読みましたよ」と笑う。
 取材の4年前、チンは登山の実力を試そうとパキスタンのチャラクサ・バレーに挑戦することを計画。優れた登山家のピーター・クロフトからゲイレン・ローウェルのことを聞くと、彼は一面識もないローウェルを訪ねることにした。ワイオミング州の自宅から、カリフォルニア州バークレーにあるローウェルのスタジオまで車を走らせ、4日間スタジオ前に座り込み、彼の帰りを待った。ローウェルから直接、チャラクサ・バレーの話を聞くためだ。
 「初対面の時は緊張して、質問もできませんでした」とチンは語る。「ローウェル氏は私にとってヒーローのような存在。その彼が私のために何時間も登山の話をしてくれたのです。さらに、チャラクサのスライドを見せてくれ、現地でのアドバイスまでしてくれました」。
 二人はその後も交流を深めた。ローウェルの妻で写真家のバーバラも、夫とともにアメリカ山岳会でのチンのスライドショーに駆けつけた。彼女もローウェルと同じ飛行機事故で亡くなった。「駆け出しの登山家兼写真家の私の作品に、ローウェル夫妻がコメントしてくれたのは本当にありがたかった」と、チンは言う。
 「チベットで実際にローウェル氏と仕事をし、彼の仕事振りをこの目で見て、とても勉強になりました。私の倍以上の年齢なのに、彼についていくのがやっとでした。登山にも撮影にも、いつも全力で取り組む人でした。生前に、感謝の気持ちをきちんと伝えられたかどうか、自信がありません」
 本誌のチャンタン山脈特集の中に、チンが撮影した写真が掲載されている。さらに、本誌巻末の「取材現場から」の見開きのローウェルの写真もチンが撮影した。「これらの写真は、この遠征の締めくくりになりました。遠征後、ローウェルとともに新しい峰に登った美しい朝を思い出します。彼の目はいきいきと輝いていました」

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関連リンク

チベットのチルーに関する、ワイルドライフ・コンサベーション・ソサエティのホームページ「Wildlife Conservation Society-The Tibetan Antelope」
http://www.wcs.org/home/wild/Asia/672/

チルーの歴史と関連リンクを紹介する、アース・アイランドのホームページ「Earth Island's Tibetan Antelope Resources Page」
www.earthisland.org/tpp/antelope.htm

インドの野生動物保護基金「Wildlife Trust of India」
www.wildlifetrustofindia.org





日本版の過去記事

2000年1月号「仏教王国チベット」

2002年4月号「チベット新時代」


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