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取材ノート
ランゲル-セント・エライアス国立公園

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筆者の取材ノートから
ジョン・G・ミッチェル

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写真家の取材ノートから
フランス・ランティング

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Brian Strauss (上), and Paul Claus

取材現場から 取材現場から PHOTO
ランゲル-セント・エライアス国立公園

筆者の取材ノート
ジョン・G・ミッチェル
本誌英語版シニアエディター
Best 最高の経験

アラスカを訪れるなら9月が一番。その頃には巨大な蚊も息絶え、姿を消している。夕方はさわやかで、ポプラの葉が黄金色に輝く。大勢の観光客たちはクルーズ船に吸いこまれ、カメラのフラッシュや望遠鏡の反射も消えて、内陸部はひっそりと静まり返る。この頃、アラスカの田舎に住む人々は、自分たちの生活を取り戻し始める。薪をいっぱいに積み上げ、貯蔵庫を狩りの収穫で満たし、ギンザケを燻製にして、冬支度を始める。


Worst 最悪の体験

アラスカの9月は素晴らしいと言ったが、飛行機で飛ぶとなると話は別だ。ランゲル‐セント・エライアス国立公園/自然保護区の天候はとりわけ悪い。しかし今回は、幸いなことに写真家のフランス・ランティングはのんびりと天候の回復を待つ時間の余裕があったし、私の方も山小屋で、太陽が降り注ぐイタリアを舞台にした小説をのんびり読ませてもらった。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

ある晩、グレナレン(人口500人でアンカレジから4時間)の町外れにあるブラウンベア・ロードハウスというレストランを訪れた。入り口のドアには「最高の食事とおもてなし」と書いてある。
それは嘘ではなかった。
カウンターに立つ、大柄なひげ面の男がバーテンダーで、金髪の小柄な女性がウエートレス。2人はレストランの経営者だ。壁に写真がかかっていて、ハンティングスーツに身を包んだこの女性と、息絶えた455キロのヒグマが写っていた。写真に添えてあった新聞記事によると、この女性がグレナレンの北にあるコディアック島でその巨大なクマを仕留めたという。アラスカで撃ち殺されたクマの中では6番目の大物だそうで、女性ハンターには最大の獲物だろう。
「ムースを獲りに2~3日、北へ行くんだ」。食事の後、男が言った。ムースならグレナレンにもたくさんいるはず。なぜ北に?と聞くと、彼はこう答えた。「人のいない場所に逃げたくなるからさ」









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