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取材ノート
黒海沿岸地域

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筆者の取材ノート
アーラ・ズウィングル

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写真家の取材ノートから
ランディ・オルソン

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Erla Zwingle (上), and Randy Olson

取材現場から 取材現場から PHOTO
黒海沿岸地域

写真家の取材ノート
ランディ・オルソン
Best 最高の経験

グルジアのトビリシ出身のトマズは、今回の取材班の中でも、私が特に気に入った男。何週間も私のドライバーを務めてくれた。英語はからきしだめだが、とにかくいい奴なんだ。少し恥ずかしがりだが、私を見ると満面の笑顔を返してくれる。身振り手振りでコミュニケーションしたが、最後には、話の通じない彼が取材班の中で最も役に立つようになった。
英語を話すほかのメンバーとは帰国後も、連絡を取り合っているが、トマズとは連絡のしようもない。もう会えないし、消息を聞くこともないだろうが、いつも心の中にいることだろう。


Worst 最悪の体験

現地で取材をアレンジしてくれたグラムと私は、何人かの人たちから、スヴァネティ地方では地元の有力者の付き添いがないとトラブルに巻き込まれると、警告された。そこで、考古学者で、地元の一族の長でもあるショタに面倒をみてもらうことにした。グラムは手を尽くして携帯電話を手に入れショタに持たせ、到着する朝迎えに来てもらうことになった。
しかし、撮影の都合で私の出発時間が早まってしまった。グラムはショタに出発時間変更を伝えようとしたが、連絡が取れない。携帯のバッテリーを充電していなかったのだ。迎えがないと、丸腰で無法地帯に入るようなもので不安だった。ヘリが下降を始めた時、私は町をもう一度旋回してくれるよう頼んだ。ヘリの音を聞いて、ショタが迎えに来てくれるまで着陸すまいと思ってね。するとジープがやって来て、マシンガンを手にした警官が降りてきた。その後ショタが降りてきた時は、ホッとしたよ。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

バニという町を訪れた時のこと。ここはギリシャ神話の「コルキスの金の羊毛」で有名な所だ。しかし、今回の取材では工芸品の撮影は重視していなかったから、持参した照明器具はどれも小さかった。トマズと私は、照明を固定する方法をあれこれ思案し、中世の砲丸を重しにしたりした。トマズはふざけて、それが頭に当たって倒れるふりをし始めた。考古学の研修生たちも、呆れ顔で彼を見ていたが、その間も私は照明を安定させようと頑張っていた。結局は、警備員が彼のマシンガンから銃身の洗い矢を取り出してくれて、それを照明の支えにしたんだ。









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