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取材ノート
黒海沿岸地域

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筆者の取材ノート
アーラ・ズウィングル

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写真家の取材ノートから
ランディ・オルソン

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Erla Zwingle (上), and Randy Olson

取材現場から 取材現場から PHOTO
黒海沿岸地域

筆者の取材ノート
アーラ・ズウィングル
ジャーナリスト
Best 最高の経験

グルジア北部の羊飼いフヴィチャ・シソリの妹、マヤに会ったのは、山間の村に滞在していた時でした。笑顔の美しい女性で、夏休みに帰省していたんです。村を離れる日、彼女とおしゃべりをしていた折に、彼女が下げていたイヤリングを「素敵ね」と褒めたんです。ネックレスや指輪とお揃いでした。いよいよお別れという時、マヤが私の手をとってキスしてくれました。気が付くと、手には彼女のイヤリングやネックレス、それに指輪までが…。言葉に詰まり、道すがら黙り通してしまいました。グルジアの人々の寛容さはわかっていましたが、これほどのものとは思っても見ませんでした。


Worst 最悪の体験

トルコで売春婦をしていたロシア人女性ナイラと知り合いました。美しい顔立ちに、目は灰色がかったブルー。真面目で、はっきりと物を言い、めったに笑わない。3年間法律の勉強をしたけれど、お金がなくてあきらめたそうです。両親を早くになくし、トルコに来たのは18歳の時。週に3日働き、客は1日に一人だけ。トルコに来てから、仕事前に酒を飲むようになったと言います。彼女の生き方は私の心を揺さぶりました。学校へ行き、家を買うため娼婦として働くナイラ。いつか、結婚して子供が欲しいか、と聞くと、初めてにっこりと笑って、「ええ、とても」と答えたのでした。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

トルコの山岳地帯の牧草地"ヤイラ"を訪れ、その地方の女性たちと楽しく話した時のこと。彼女たちはとてもあっけらかんとしていて、結婚や駆け落ち、男友だちのことなど、個人的な話を平気でします。その日の話題は「昔の恋愛」。私が結婚した時、夫がどの位金をくれたかと、根掘り葉掘り聞いてくるおばあさんがいました。よく覚えていないと答えると、金の重さを何グラムまで正確に把握していないとは妻として失格、といわんばかりの顔つきです。彼女の自慢は、15歳で嫁いだ時に夫がくれた1000トルコリラ(現在では約60万円)なのです。









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