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取材ノート
潜水艇ハンレー

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筆者の取材ノートから
グレン・オーランド

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写真家の取材ノートから
アイラ・ブロック

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Ira Block

取材現場から 取材現場から PHOTO
潜水艇ハンレー

筆者の取材ノート
グレン・オーランド
本誌英語版エディター
Best 最高の経験

南北戦争時代の潜水艇の引き揚げなど、そうそうお目にかかれない。だから午前2時起きして、最前列で見物することにしたんだ。夜明け前、カヤックやら漁船に乗って大勢の見物客が現場に集まっていた。ハンレーが海面に姿を見せたのは午前8時39分、感激は絶頂に達した。海岸で何千人もの人々が見守るなか、潜水艇はチャールストン港に曳航され、祝砲で迎えられた。近くの橋や道路は、車を乗り捨てて見物する人が多くて大渋滞。南北戦争時代の潜水艇が136年ぶりに母港へ帰還するなんて、めったにないことだからね。


Worst 最悪の体験

高い所を怖いと思ったことなどなかったけど、あの"人員移送カゴ"にはまいった。海底油田の掘削現場などで、作業員を運ぶのに使うカゴで、それに乗って潜水艇を引き揚げる巨大クレーン船カーリッサB号に乗船することになった。クレーンが私ともう3人を海上18メートルの高さまで持ち上げ、ゆっくりと船のデッキにおろすまでの間、私はクモの巣にかかった虫のようにカゴにしがみついた。このカゴの製造業者によると、「誰でも初めて乗ったときのことを忘れない」と言う。私もあの初体験を忘れることはないだろう。


Quirkiest 最も奇妙な思い出

1995年、ハンレーが海底で見つかったというニュースが伝えられた後、私は記事を書こうと、早速サウスカロライナ州のチャールストンを訪れた。まさか引き揚げがそれから何年もかかるとは思ってもみなかった。サウスカロライナ州と連邦政府が、潜水艇の所有権をめぐって争い、引き揚げ計画は早い段階で行きづまった。しかし、米上院議員ストローム・サーモンドの活躍で状況は好転した。海軍将官のグループが新型潜水艦の計画で彼のもとを訪れたとき、「大きな潜水艦のことより、かわいいハンレーが気にかかる」と言ったらしい。ほどなく海軍と州が妥協を図り、海軍はハンレーへの権利を守り、州は永久の管理権を得ることで決着した。









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