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取材ノート
放射性廃棄物

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筆者の取材ノートから
マイケル・E・ロング

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写真家の取材ノートから
ピーター・エシック

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「取材現場から」は、筆者と写真家へのインタビューを編集したものです。
本誌の記事と一部が違うことがあります。

写真=Cade Nagy (上), and Peter Essick

取材現場から 取材現場から 取材現場から
放射性廃棄物

筆者の取材ノート
マイケル・E・ロング
科学ジャーナリスト
Best 最高の経験

危険な放射性廃棄物を作り出したのは私たち人間。しかも中には、100万年以上もの間、危険性が消えないものもあるという。それでも私は汚染対策チームの熱心な仕事ぶりには感銘した。米エネルギー省(DOE)の監督官、科学者、技師、そして一般作業員。プルトニウムや使用済み燃料、タンク内の廃棄物、さらに放射能で汚染した大量の物質。これらを運搬する仕事は、評価されるどころか、非難を浴びる報われない仕事。彼らの長年にわたる職務が終了すればこの国の環境は改善する。彼ら全員に称賛を送りたい。


Worst 最悪の体験

米国ケンタッキー州パドゥーカにあるウラン濃縮工場を訪れたあと、ピッツバーグに向かうためナッシュビル空港で搭乗手続きをした。ところが当時は炭疽菌騒ぎの真っ最中。手荷物を全部検査されたのは、デンバーを出発してから4度目。チェックインの係員はいやに熱心で、雑多なものを入れているバッグまで、すべて開けさせて調べるんだ。こっちはポケットに、ハイジャックされたら犯人に使おうと思っていたゴム鉄砲をしのばせていたんだけどね。最後になって、係員は僕が粉末の栄養剤を入れていたプラスチックの容器を取り上げ、フタを開けてしまった。粉が飛び散り、この係員は炭疽菌とでも思ったのか悲鳴をあげたよ!


Quirkiest 最も奇妙な思い出

写真家のピーター・エシックと共に、米国コロラド州ロッキーフラッツの旧核兵器工場を訪れた。ここの371号棟には14.4トンのプルトニウムが貯蔵されていると、かつて米政府は認めていたが、現在どの程度残っているのかは教えてもらえなかった。厳重な警備をくぐってそこへ入ると、窓つきのスチールの箱に、ホッケーのパック(円盤)ほどの大きさのプルトニウムが保管されていた。取材中、私たちにはエネルギー省の規則で、警備員が二人付いていた。撮影のためピーターが、カメラと照明を設置し、ちょこまか動いて調整する間、警備員たちが後を追って動き回る。その光景は、プルトニウムを保管する厳粛な施設の中で、どこかユーモアに満ちていた。









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