双子の竜巻、ネブラスカで発生

2014.06.18
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6月16日午後晩く、ネブラスカ州の小さな町ピルガーに接近する2つの竜巻。今回の竜巻では、5歳の女の子が命を奪われ、竜巻が原因とみられる自動車事故で1人が亡くなったほか、少なくとも19人が負傷し病院に搬送されている。

PHOTOGRAPH BY ERIC ANDERSON / AP
 6月16日午後晩く、ネブラスカ州の小さな町ピルガーに接近する2つの竜巻。今回の竜巻では、5歳の女の子が命を奪われ、竜巻が原因とみられる自動車事故で1人が亡くなったほか、少なくとも19人が負傷し病院に搬送されている。 米国海洋大気庁(NOAA)ストーム予報センターの気象学者グレッグ・カービン(Greg Carbin)氏によると、2つの竜巻が隣り合って発生するのは珍しく、発生頻度は10~15年に1回程度だという。

「すべての竜巻には、発達した継続的な嵐であるスーパーセルが関与している」とカービン氏は説明する。スーパーセルは回転する大きな上昇気流域を持つ強い嵐(雷雲群)で、その約30%で竜巻が生じるとカービン氏は話す。

 しかし、「なぜ竜巻を産み出す雷雲とそうでない雷雲があるのか(その条件の違い)はまだ分かっていない」とティム・サマラス氏は2013年初頭に述べている。サマラス氏は長年の竜巻研究から“竜巻追跡人”と呼ばれ、昨年5月31日に追跡中の竜巻に巻き込まれて亡くなった。

PHOTOGRAPH BY ERIC ANDERSON / AP

文=Christine Dell'Amore

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