矮小渦巻銀河から考える宇宙の大きさ

2014.05.09
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
おおぐま座の方向約1600万光年先にある矮小渦巻銀河、NGC4605。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影、5月5日に公開された。

Image courtesy ESA/Hubble and NASA
 おおぐま座の方向約1600万光年先にある矮小渦巻銀河、NGC4605。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影、5月5日に公開された。 画像では明らかでないが、ハッブル分類では、中心部を貫くような棒状構造を持ち、渦状腕の巻きが弱いSBc型の渦巻銀河に分類される。

 NGC 4605は、M81銀河やM82銀河などとともにM81銀河団に属し、M81銀河団はさらに大きなおとめ座超銀河団に含まれる。おとめ座超銀河団には、天の川銀河やアンドロメダ銀河が属する局部銀河群を含め、100を超える銀河群・銀河団が属している。おとめ座超銀河団の大きさは、直径で言うと約1億1000万光年、占める空間は局部銀河群のおよそ7000倍、天の川銀河の約1000億倍と考えられる。地球から観測可能な宇宙には、このような超銀河団が数百万から数千万個、存在しているという。

Image courtesy ESA/Hubble and NASA
  • このエントリーをはてなブックマークに追加