W・ハーシェルが発見した“花火銀河”

2013.11.15
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ケフェウス座とはくちょう座の境界、約2200万光年先にある中規模の渦巻銀河、NGC 6946。画像は、NASAのチャンドラX線観測衛星のデータ(紫色)に、ジェミニ天文台が観測した可視光データ(赤、黄、シアン)が合成されている。チャンドラの未公開のアーカイブデータから先月公開された。

Image credit: X-ray: NASA/CXC/MSSL/R.Soria et al, Optical: AURA/Gemini OBs
 ケフェウス座とはくちょう座の境界、約2200万光年先にある中規模の渦巻銀河、NGC 6946。画像は、NASAのチャンドラX線観測衛星のデータ(紫色)に、ジェミニ天文台が観測した可視光データ(赤、黄、シアン)が合成されている。チャンドラの未公開のアーカイブデータから先月公開された。 花火銀河の別名でも知られるNGC 6946は1798年、ウィリアム・ハーシェルによって発見された。その渦状腕では、過去100年間に9個もの超新星が観測され、超新星爆発が最も頻繁に起きる銀河と言われる(天の川銀河の超新星爆発は、過去1000年で4回のみ)。

 チャンドラは、これまでにX線で検知された最初期の超新星3つを明らかにした。NGC 6946は花火銀河という別名に相応しく、多数の超新星爆発とともに、爆発的に星形成が進行する「スターバースト銀河」でもある。

 イギリスの天文学者・音楽家と紹介されるハーシェルは、275年前の11月15日にドイツ、ハノーファーに生まれた。元はハノーファー近衛連隊の楽団員で、イギリスに渡ってからも奏者・楽団長・作曲家として活動するうち天文学にも興味を持ち、自ら望遠鏡の製作まで手掛けるようになった。

Image credit: X-ray: NASA/CXC/MSSL/R.Soria et al, Optical: AURA/Gemini OBs
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