英海軍との戦い、黒ひげが残した遺物

2013.07.18
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アメリカ人画家ジーン・レオン・ジェローム・フェリス(Jean Leon Gerome Ferris)が1920年に描いた、悪名高き海賊黒ひげとイギリス海軍との戦い。1718年、アメリカ、ノースカロライナ州沖で繰り広げられた最後の死闘に破れ、黒ひげは短いながらも派手な海賊人生を終えた。

Illustration from SuperStock/Getty Images
 アメリカ人画家ジーン・レオン・ジェローム・フェリス(Jean Leon Gerome Ferris)が1920年に描いた、悪名高き海賊黒ひげとイギリス海軍との戦い。1718年、アメリカ、ノースカロライナ州沖で繰り広げられた最後の死闘に破れ、黒ひげは短いながらも派手な海賊人生を終えた。 黒ひげの本名は、エドワード・ティーチ(Edward Teach)、あるいはエドワード・サッチ(Edward Thatch)とされる。1701~1714年のスペイン継承戦争で、乗組員として私掠船に乗り込む。戦後は海賊ベンジャミン・ホーニゴールドの配下となり、クイーン・アンズ・リベンジ号をはじめ海賊船団の指揮を執るまでのし上がった。

 黒ひげは自らイメージアップする能力にも優れていたと言われる。商船から奪い取った戦利品を身にまとい、あだ名の元になった長いひげを時には編んでリボンで結んでいた。また、船を襲うときには、点火した導火線を帽子に差して見せつけ、相手に恐怖心を植え付けた。

 しかし、その悪魔のような姿や恐ろしい噂とは裏腹に、人を手にかけることは少なかったとされる。

Illustration from SuperStock/Getty Images

文=Willie Drye

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