ナイフで自衛、タンザニアのアルビノ

2013.01.25
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Photograph by Jacquelyn Martin, AP

 タンザニア北西部、キボンド県のネンゴ(Nengo)村に暮らすマジャブ・ボアズ(Maajabu Boaz)君(20歳)。「マジャブ」はスワヒリ語で「驚異」や「奇跡」を意味する。ネンゴ村ではアルビノ(先天性白皮症)の子どもを狙う襲撃事件が頻発しているが、保護施設への入所を拒否して村に残った。外出時には自衛の短刀を携行しており、その噂が広まったおかげで被害を免れているという。

 国際赤十字赤新月社連盟によると、東アフリカのアルビノ患者は、少なくとも1万人が移住を余儀なくされたり、人目を避けた生活を送っている。殺されたアルビノの骨や体毛、皮膚から薬などを調合する呪術医は、数万ドル(数百万円)もの収入を得ているという。

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