広がるデブリ円盤、フォーマルハウト

2013.01.15
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ハッブル宇宙望遠鏡が撮影し1月8日に発表されたこの写真は、地球の近傍にある恒星、フォーマルハウトの姿を捉えている。星の周囲を取り巻くデブリ円盤の姿が天文学者を驚かせ、注目の的となっている。というのも、氷や塵、岩などからなるデブリの存在するエリアがこれまで考えられてきたよりも広く、恒星から220億~320億キロの範囲に及んでいることが、この写真からわかったからだ。さらにこの写真をもとに、フォーマルハウトbと呼ばれる惑星が主星の周囲を回る軌道も算出された。これにより、この惑星が2000年周期の楕円軌道を持ち、これまで考えられていたよりも3分の1という近い距離までフォーマルハウトに近づき、さらにデブリ領域に含まれる岩や氷を突き抜けて進む可能性があることがわかった。

Image courtesy P. Kalas, U. California, and ESA/NASA
 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影し1月8日に発表されたこの写真は、地球の近傍にある恒星、フォーマルハウトの姿を捉えている。星の周囲を取り巻くデブリ円盤の姿が天文学者を驚かせ、注目の的となっている。というのも、氷や塵、岩などからなるデブリの存在するエリアがこれまで考えられてきたよりも広く、恒星から220億~320億キロの範囲に及んでいることが、この写真からわかったからだ。 さらにこの写真をもとに、フォーマルハウトbと呼ばれる惑星が主星の周囲を回る軌道も算出された。これにより、この惑星が2000年周期の楕円軌道を持ち、これまで考えられていたよりも3分の1という近い距離までフォーマルハウトに近づき、さらにデブリ領域に含まれる岩や氷を突き抜けて進む可能性があることがわかった。

 フォーマルハウトbがデブリ領域に突入する場合、岩や氷との衝突は2032年前後に起きると予想される。その結果、シューメーカー・レビー第9彗星が木星に衝突した時と同様の天体ショーが繰り広げられるだろうと、カリフォルニア大学バークレー校の天文学者ポール・カラス(Paul Kalas)氏は声明の中で述べている。

Image courtesy P. Kalas, U. California, and ESA/NASA
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