輸送準備、第2次大戦の戦闘機

2012.12.12
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アメリカ、ミシガン湖の湖底で眠っていた、第2次世界大戦当時の戦闘機「FM-2ワイルドキャット」。引揚業者A&Tリカバリー(A&T Recovery)のスタッフが、フロリダ州にある国立海軍航空博物館への輸送準備を進めている。現地到着後は修復作業を経て展示される予定。ミシガン湖には歴史的に重要な航空機が多数沈んでおり、A&Tリカバリーは国立海軍航空博物館の運営母体から引揚作業を請け負っている。1980年代の会社設立以降、約40機を引き揚げたが、あと80機は沈んでいるという。

Photograph by Scott Olson, Getty Images
 アメリカ、ミシガン湖の湖底で眠っていた、第2次世界大戦当時の戦闘機「FM-2ワイルドキャット」。引揚業者A&Tリカバリー(A&T Recovery)のスタッフが、フロリダ州にある国立海軍航空博物館への輸送準備を進めている。現地到着後は修復作業を経て展示される予定。「ほぼ当時の原型をとどめている。修復すれば飛べるかもしれない。そんな無理な期待を抱くほどだ」と、A&Tリカバリーのタラス・リセンコ(Taras Lyssenko)氏は話す。

 ミシガン湖には歴史的に重要な航空機が多数沈んでおり、同社は国立海軍航空博物館の運営母体から引揚作業を請け負っている。1980年代の会社設立以降、約40機を引き揚げたが、あと80機は沈んでいるという。

 リセンコ氏によると、1940年代には100機以上の訓練機が墜落して湖に沈んだ。実戦で酷使された老朽機が新人パイロットの訓練に当てられ、しかも通常より飛行甲板の狭い小型の航空母艦に着艦しなければならなかった。「激しく波立つミシガン湖では、なおさら厳しい訓練だったはずだ」。

Photograph by Scott Olson, Getty Images
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