橋を渡って南へ、プロングホーン大移動

2012.12.05
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アメリカ、ワイオミング州のトラッパーズポイント(Trappers Point)で、越冬地に向かって移動するプロングホーンの群れ。「前は危険を冒してハイウェイを横断していたのに、4年経った今では橋を渡っている」と、野生生物写真家でナショナル ジオグラフィック青少年探検家のジョー・リース氏は語る。リース氏とライターのエミリン・オストリンド(Emilene Ostlind)氏は、2年の歳月をかけてプロングホーンの大移動を記事にまとめた。移動経路の保護へ支持が集まればという願いからだ。かつては走行する車をかわしながらハイウェイを横断しなければならなかったが、今は広い陸橋の上を駆け抜けている。橋以外にも、移動経路を存続させるために過去10年以上さまざまな取り組みが行われてきた。

Photograph courtesy Joe Riis
 アメリカ、ワイオミング州のトラッパーズポイント(Trappers Point)で、越冬地に向かって移動するプロングホーンの群れ。「前は危険を冒してハイウェイを横断していたのに、4年経った今では橋を渡っている」と、野生生物写真家でナショナル ジオグラフィック青少年探検家のジョー・リース氏は語る。 リース氏とライターのエミリン・オストリンド(Emilene Ostlind)氏は、2年の歳月をかけてプロングホーンの大移動を記事にまとめた。移動経路の保護へ支持が集まればという願いからだ。かつては走行する車をかわしながらハイウェイを横断しなければならなかったが、今は広い陸橋の上を駆け抜けている。橋以外にも、移動経路を存続させるために過去10年以上さまざまな取り組みが行われてきた。

 リース氏は、プロングホーンが初めて橋を渡る瞬間をカメラに収めるため、トラッパーズポイントを再び訪れた。橋を渡る姿を撮影した上空写真やクローズアップ写真は、このプロジェクトの重要性を如実に物語る。「橋が機能している様を皆に伝えたかった。他の地域で同様の問題に取り組んでいる人の参考になるかもしれない。他の場所にも広がっていけば、道路橋も当たり前になるだろう」とリース氏は期待する。

 2011年12月発行の「High Country News」誌の表紙を飾った同氏らの特集記事「Perilous Passages(危険な道のり)」は、米国サイエンスライター協会(National Association of Science Writers)の2012年度「社会の中の科学(Science in Society)」賞と「ナイト・リッサー西洋環境ジャーナリズム賞(Knight-Risser Prize for environmental journalism in the West)」を受賞した。

Photograph courtesy Joe Riis
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