1908年ロンドンオリンピックが最初で最後の実施となった球技「ジュ・ド・ポーム(Jeu de Paume)」のイラスト(作成日不明)。(Photograph from Hulton-Deutsch Collection/Corbis)
 1908年ロンドンオリンピックが最初で最後の実施となった球技「ジュ・ド・ポーム(Jeu de Paume)」のイラスト(作成日不明)。観客の少なさが理由と考えられている。「上流階級の人々に限られたスポーツで、現在も残るコートはわずか20カ所ほど。大半がフランスにある」と、国際オリンピック史学会(ISOH)の元会長ビル・マロン(Bill Mallon)氏は話す。 中世までさかのぼる歴史を持つ「ジュ・ド・ポーム」は、フランス語で「掌の遊戯」を意味する。テニスの原型となったが、壁も活用され、むしろラケットボールに近かった。パワーより繊細なテクニックが重視される点でも、現代のテニスとは異なる。

「力を競うというよりは、ボールを打ち込む場所やスピンの巧拙が勝敗を分けた」とマロン氏は説明する。

おすすめ関連書籍

旗の大図鑑

国旗から信号旗・レース旗・海賊旗まで

国旗、域旗、信号旗、レース旗、社会運動の旗、海賊旗、国際機関の旗……。 古今東西の多様な旗の世界を逍遥する、愉しみに満ちた一冊。

定価:3,410円(税込)

おすすめ関連書籍

世界の「こんにちは」

世界の115の言葉で挨拶できる! この世界には、楽しい文字や音が

定価:1,980円(税込)

文=Kastalia Medrano