イスラエル北部のフラ峡谷に生息するパレスチナイロワケガエル。非常に希少で、1955年以降は失われた種と考えられていたが、2011年、絶滅両生類10種を世界規模で探索するプロジェクトが再発見した。国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」2012年版では、絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類された。個体数激減の原因は、マラリアを媒介する蚊の駆除が目的で行われた湿地帯の排水と考えられている。1964年、フラ峡谷南西部の3.5平方キロがイスラエル初の自然保護区となったが、組み込まれたのは生息地のわずか5%に留まっている。

Photograph by Oz Rittner
 イスラエル北部のフラ峡谷に生息するパレスチナイロワケガエル。非常に希少で、1955年以降は失われた種と考えられていたが、2011年、絶滅両生類10種を世界規模で探索するプロジェクトが再発見した。国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」2012年版では、絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類された。 個体数激減の原因は、マラリアを媒介する蚊の駆除が目的で行われた湿地帯の排水と考えられている。1964年、フラ峡谷南西部の3.5平方キロがイスラエル初の自然保護区となったが、組み込まれたのは生息地のわずか5%に留まっている。

 IUCNによると同保護区には、このカエルをエサにすると疑われる鳥類も生息しているという。現在フラ峡谷内では、他の場所にも生き残っていないかどうか調査が進められている。

Photograph by Oz Rittner