死海、存続危機の観光地

2012.06.26
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ヨルダンとイスラエル、ヨルダン川西岸地区に囲まれた死海。世界各地で存続の危機にさらされている魅力的な観光地の1つである。この巨大な塩湖の水位は、ヨルダン川上流部の取水などが原因で過去40年間に25メートル以上低くなったという。死海の海抜は地上最低のマイナス約400メートルだが、水量が減ればさらに低くなる可能性がある。1950年代、ヨルダンとイスラエルを含む中東諸国は飲み水を確保するため、死海へ注ぐヨルダン川からの取水を実施。死海の水位が著しく低下し、そのペースは毎年1メートル近くにもなる。

Photograph by Paolo Pellegrin, National Geographic
 ヨルダンとイスラエル、ヨルダン川西岸地区に囲まれた死海。世界各地で存続の危機にさらされている魅力的な観光地の1つである。この巨大な塩湖の水位は、ヨルダン川上流部の取水などが原因で過去40年間に25メートル以上低くなったという。 死海の海抜は地上最低のマイナス約400メートルだが、水量が減ればさらに低くなる可能性がある。

 1950年代、ヨルダンとイスラエルを含む中東諸国は飲み水を確保するため、死海へ注ぐヨルダン川からの取水を実施。死海の水位が著しく低下し、そのペースは毎年1メートル近くにもなる。

 一方、死海の水位を回復させる「ヨルダン紅海開発プロジェクト(Jordan National Red Sea Development Project)」も進行中だ。アメリカ地質調査所(USGS)によれば、紅海と結ぶ水路を建設して水を引き込んだり、環境対策を強化する内容という。

Photograph by Paolo Pellegrin, National Geographic
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