ヨザル、動物界のベストファーザー

2012.06.18
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6月17日、多くの父親が「父の日」を祝ってもらったようだ。しかし、献身的な男性が活躍しているのは人間界だけではない。例えば、南アメリカに生息するヨザルは、子育てのほとんどを父親が担う。上の写真でも、動物園で生まれた赤ちゃんを父親が背負っている(2009年撮影)。

Photograph by Luis Benavides, AP
 6月17日、多くの父親が「父の日」を祝ってもらったようだ。しかし、献身的な男性が活躍しているのは人間界だけではない。例えば、南アメリカに生息するヨザルは、子育てのほとんどを父親が担う。上の写真でも、動物園で生まれた赤ちゃんを父親が背負っている(2009年撮影)。 アメリカにあるペンシルバニア大学の生物人類学者エドゥアルド・フェルナンデス・ドゥケ(Eduardo Fernandez-Duque)氏は、「ヨザルは決まったパートナーと生涯を過ごす。赤ちゃんを運び、毛づくろいするのは父親で、母親は授乳を担当する」と話す。

 イギリス、レディング大学の進化生物学者マーク・ペイゲル(Mark Pagel)氏は、「この強力な一夫一婦の絆は、モノガミーと呼ぶ。十分な食糧確保や子供の保護のために両親が必要な場合など、特定の生態学的条件の下で発達する場合がほとんどだ」と話す。

「つまり、“ベストファーザー”は生態学的な必要性から生まれるのだ」。

Photograph by Luis Benavides, AP
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